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An unreachable my feeling to you... ページ10

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二階堂君を看病しているうちに




いつの間にかPM10:00。




夏なのに夜がとても冷たく感じる。



それはきっと、二階堂君の家から帰る途中の




この沈黙のせい





宏光に呆れられただろうか






遊園地から忽然と姿を消したと思ったら







二階堂君の家であんなことしてるの見られて







「お前、なんで今日急に連絡もなしにいなくなったの。」




静寂を破ったのは意外にも宏光だった。





「トイレ行ったら迷って、携帯無くしちゃって連絡できなくて…





そしたら具合悪そうにしてる二階堂君に会ったから、






看病しにお家まで行ったの…。」






「お前、ニカと恋人同士とか…じゃないよな…」





「違う、違うよ…」





「今日、お前が居なくなったとき、





お前が俺の傍からいなくなっちゃうんじゃないかって





すげえ不安だった。






恋人同士じゃないんだし、アイツは身体目当てだと思うから、







俺の方がAのこと、大切にできる。






だから、俺と付き合ってほしい。」








目に涙を溜めながら、ギュッと私を抱きしめてくれる宏光。






あたたかくて、心地いい。だけど…私は…





「ごめっ…ごめんなさっ…私は…」








「謝らなくていいから、キス、させて…」








そう言うと、啄むような優しいキスをたくさんしてくれた。







きっと、宏光なら私のこと、大切にしてくれる。





だけど、私の心を満たせるのは一人しかいなくて






冷たくて、怒った顔、





興奮しているときの顔、






私だけに見せる、愛おしいものを見つめるようなそんな笑顔、






瞳を閉じると目に浮かんでくる





私、二階堂君が好きなんだ。

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なみみ(プロフ) - キスマイさん» お返事遅れてすみません!ありがとうございます( ; _ ; )嬉しいです!これからも楽しんでください(^O^) (2015年3月14日 10時) (レス) id: b3ba6b11e0 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ(プロフ) - ニカちゃんと宏光にキュンキュンしています。これからも楽しみにしています。大好きです! (2014年12月9日 0時) (レス) id: 32dc0d3973 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます(*´∇`*)このような稚拙な文ですが、お楽しみいただければ幸いです〜 (2014年11月24日 23時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
まり - この小説大好きです!続き楽しみにしてます(*^_^*) (2014年11月24日 2時) (レス) id: ee4edac940 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみみ | 作成日時:2014年11月22日 16時

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