雨 ページ3
手をつなぎながら
ジェットコースターに乗った後、
不思議と宏光は言いかけてた
私の首元の跡のことを聞かなかった
聞かれたらなんて答えていいかわからなかったから
助かった…
__________
「A、腹減らない?」
「ん〜、お腹すいてるー。
ちょっとごめん、その前にトイレ行ってきていい?」
「おーう、じゃあ俺その辺で待ってるわ〜。」
「おっけー!」
_____10分後
用を足したので戻ろうとしたけど・・・・
ここはドコのエリアだっけー!?
(ど、どーしよー…私、もしかして迷子?)
トイレを探しに行ったはいいものの、
自分が今どこにいるのかわからなくなってしまった。
しかも、朝から雨雲で降りだしそうになっていた天気は
どしゃ降りになってしまった…
ザーザーザーザーと物凄い雨音
とりあえず宏光に電話しなきゃ…!
近くにあった建物に雨宿りをしてると_
「Aさん?」
振り向くと、濡れた髪をタオルで拭いている二階堂君の姿が。
「あれ、ミキは?」
「さっき、はぐれちゃってさ〜しかも携帯、
電源切れちゃって、使えないんだよね。
だから連絡できないからどうしよーかなっておもってたとこ。」
二階堂君はいつもの笑顔で笑ってる。
二階堂君の笑顔に思わず
胸の奥がキュンと熱くなる。
「それだったら、私の携帯使う?_____あ、あれ?
け、携帯、ない…。なくした…かも…。」
二階堂君と二人きりになるのを避けようと思ってたのに…
「Aさん、髪濡れてるよ。」
二階堂君がタオルで後ろから
抱きしめるように私の髪を拭いてくれる。
な、なんか近い…
距離をとろうとして離れようとすると、
「ワンピース濡れて、
水色のブラが透けて見えてるよ?
それでミツに誘惑すればミツもイチコロなんじゃない?」
不意にブラのラインをそっとなぞられる。
「ひゃうっ!」
びっくりして変な声が出ちゃう…!
「濡れてるままじゃ気持ち悪くない?体拭かなきゃ風邪ひくよ?」
心配してくれてるように話しかけてくれるけど
耳元でささやくように喋る二階堂君の声が耳の奥で
じんじんと反響して
ドキドキして、頭がクラクラする…
____
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なみみ(プロフ) - キスマイさん» お返事遅れてすみません!ありがとうございます( ; _ ; )嬉しいです!これからも楽しんでください(^O^) (2015年3月14日 10時) (レス) id: b3ba6b11e0 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ(プロフ) - ニカちゃんと宏光にキュンキュンしています。これからも楽しみにしています。大好きです! (2014年12月9日 0時) (レス) id: 32dc0d3973 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます(*´∇`*)このような稚拙な文ですが、お楽しみいただければ幸いです〜 (2014年11月24日 23時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
まり - この小説大好きです!続き楽しみにしてます(*^_^*) (2014年11月24日 2時) (レス) id: ee4edac940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみみ | 作成日時:2014年11月22日 16時