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手をつなぎながら




ジェットコースターに乗った後、








不思議と宏光は言いかけてた









私の首元の跡のことを聞かなかった






聞かれたらなんて答えていいかわからなかったから





助かった…



__________







「A、腹減らない?」






「ん〜、お腹すいてるー。






ちょっとごめん、その前にトイレ行ってきていい?」







「おーう、じゃあ俺その辺で待ってるわ〜。」





「おっけー!」









_____10分後









用を足したので戻ろうとしたけど・・・・






ここはドコのエリアだっけー!?






(ど、どーしよー…私、もしかして迷子?)






トイレを探しに行ったはいいものの、





自分が今どこにいるのかわからなくなってしまった。






しかも、朝から雨雲で降りだしそうになっていた天気は









どしゃ降りになってしまった…








ザーザーザーザーと物凄い雨音





とりあえず宏光に電話しなきゃ…!




近くにあった建物に雨宿りをしてると_








「Aさん?」








振り向くと、濡れた髪をタオルで拭いている二階堂君の姿が。






「あれ、ミキは?」






「さっき、はぐれちゃってさ〜しかも携帯、




電源切れちゃって、使えないんだよね。



だから連絡できないからどうしよーかなっておもってたとこ。」





二階堂君はいつもの笑顔で笑ってる。





二階堂君の笑顔に思わず




胸の奥がキュンと熱くなる。






「それだったら、私の携帯使う?_____あ、あれ?






け、携帯、ない…。なくした…かも…。」






二階堂君と二人きりになるのを避けようと思ってたのに…






「Aさん、髪濡れてるよ。」



二階堂君がタオルで後ろから




抱きしめるように私の髪を拭いてくれる。




な、なんか近い…



距離をとろうとして離れようとすると、









「ワンピース濡れて、




水色のブラが透けて見えてるよ?



それでミツに誘惑すればミツもイチコロなんじゃない?」




不意にブラのラインをそっとなぞられる。




「ひゃうっ!」




びっくりして変な声が出ちゃう…!








「濡れてるままじゃ気持ち悪くない?体拭かなきゃ風邪ひくよ?」




心配してくれてるように話しかけてくれるけど





耳元でささやくように喋る二階堂君の声が耳の奥で




じんじんと反響して






ドキドキして、頭がクラクラする…




____

本当の心→←消えない跡



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なみみ(プロフ) - キスマイさん» お返事遅れてすみません!ありがとうございます( ; _ ; )嬉しいです!これからも楽しんでください(^O^) (2015年3月14日 10時) (レス) id: b3ba6b11e0 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ(プロフ) - ニカちゃんと宏光にキュンキュンしています。これからも楽しみにしています。大好きです! (2014年12月9日 0時) (レス) id: 32dc0d3973 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます(*´∇`*)このような稚拙な文ですが、お楽しみいただければ幸いです〜 (2014年11月24日 23時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
まり - この小説大好きです!続き楽しみにしてます(*^_^*) (2014年11月24日 2時) (レス) id: ee4edac940 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみみ | 作成日時:2014年11月22日 16時

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