「Aphrodisiac」 from T.N Part2

jealousy from Ｔ.Ｎ ページ19

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俺は藤ヶ谷に今までのことを話してみた。






「お前、それ、


ただ単に北山って男に取られたくなくて


ムキになってるだけじゃん？



つか、男の癖に嫉妬してんじゃねーよ」




藤ヶ谷にデコピンされる。





「いてっ！…」




「二階堂のしたことは



許されることじゃないし、



もしかしたら、



嫌われるかもしれないことだけどさ、



話聞いてると、北山ってヤツより




お前の方がAちゃんは




好きだと思うけどな」








「…まじ？」





「うん。大マジ。




あー、俺も会ってみたいなー！



Aちゃんって子！



可愛いんでしょ？」






「絶対ダメ！


ガヤ、チャラいし、絶対手出すだろ！


脳内ピンク野郎には絶対会わせないから！」



「はぁ？



さすがにダチの好きな女は盗らねーよ！」




ふたりして笑いあう。




あー、なんか、こんなの久しぶり。




ちゃんと話したことでなんかスッキリしたし。うん。





「俺、やっぱ、みつに渡したくない。



話してみてやっぱり分かった。





俺、Aのこと、すげー好きなの。」





「よし！


やっと二階堂らしくなったじゃん！


マック行こーぜ、奢ってやるよ！」









明日キミに会ったら、





今までのこと謝って、告白しよう





みつなんかにぜってぇ負けない！

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