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Whose thing are you? ページ16

「A!北山との遊園地デートどうだった?」



ニヤニヤしながらミキがやってくる。



「た、楽しかったよ…

そういうミキはどうだったの?」



「もー最悪だよ!

途中で二階堂くんとはぐれちゃうし!

携帯繋がらないしさ!


しかも、遊園地回ってるときも

全然楽しそうじゃなくて上の空なの!


はぁ、あたし、


二階堂くんの眼中に無いのかな?」




どっと溜め息を漏らすミキ。



まぁ、二階堂くんは具合悪かったんだもん。


仕方ないよね…


すると、ミキがこそっと耳打ちしてくる。



「それより、北山って意外に手早いんだ!


Aの首元のそれ、キスマークでしょ?


熱い夜だったのね!」




「ち、ちがうよ、そんなんじゃな…!




ガラッ




二階堂くんが教室に入ってきた。


すごく怖そうな顔してる……




つかつかと私達のところまで歩いてくる。







「ねぇ、Aさん。



話があるんだけど。」




ミキには目もくれずに言い放つ。




「…ニカ、Aに何の用だよ?」



玉森くんと話していた宏光が立ち上がって


二階堂くんを睨む。



「なにこれ、三角関係…?」


目をキラキラさせながら玉森くんがつぶやく。


「ちょ、玉!空気読んで!」


宮田君がいつもより大量の汗をかいて

困惑している。


と、とりあえず、私がなにか言わなきゃ…





「宏光、二階堂くんのこと、睨まないで。

話、聞いてくるから。」




宏光の突き刺さるような視線を感じながら、




逃げるように二階堂くんと一緒に教室を出る。




___________________

I see only you...→←お久しぶりです!



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なみみ(プロフ) - キスマイさん» お返事遅れてすみません!ありがとうございます( ; _ ; )嬉しいです!これからも楽しんでください(^O^) (2015年3月14日 10時) (レス) id: b3ba6b11e0 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ(プロフ) - ニカちゃんと宏光にキュンキュンしています。これからも楽しみにしています。大好きです! (2014年12月9日 0時) (レス) id: 32dc0d3973 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます(*´∇`*)このような稚拙な文ですが、お楽しみいただければ幸いです〜 (2014年11月24日 23時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
まり - この小説大好きです!続き楽しみにしてます(*^_^*) (2014年11月24日 2時) (レス) id: ee4edac940 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみみ | 作成日時:2014年11月22日 16時

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