消えない跡 ページ2
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二階堂君たちと別れた後、
せっかく遊園地に来たんだからということで
宏光と一緒に
この遊園地名物の
ジェットコースターの前まで来ました。
「な、なんか超高い…
怖くない？宏光…」
ジェットコースターに並びながら
迫力とあまりの高さで
恐怖に慄いていると、
「じゃあ、手、
繋ぎながら乗ろーぜ？」
宏光が不意に手を握ってくる。
意外にも大きくて
暖かい宏光の手。
それにしても…
「な、なんか宏光の手汗かきすぎじゃない？」
思わず笑ってしまうと、
「俺もこんなでかい
ジェットコースターだと
思わなかったから
ドキドキしてんの！」
宏光もだははっと豪快に笑う。
宏光のこの笑い方、好きだなぁ…
中学生の頃、
宏光の家族とうちの家族で一緒に
この遊園地に来たことがあった。
その時にはまだこのジェットコースターはできていなくて。
なんだか時の流れを感じてしまう。
あの頃は純粋に宏光のことが好きで
それなのに今は…
ふといろいろなことに思いを巡らせていると、
「なぁ、A、
何悩んでんのかわからないけど、
なんかあったんだったら俺に言って？
俺はいつでも、Aの力になりたいって
思ってるから。」
急に黙り込んだ私に対して
不審に思ったのか、宏光が言う。
いつものふざけている感じではない宏光にドキドキする。
「あ、ありがとう…」
「この前…、
玉が言ってたお前の
首元の跡…って『次のお客さんどうぞ〜！』」
宏光が言った言葉は
遊園地のクルーさんにかき消されて。
「俺たちの番じゃん！いこ！」
宏光が手を引っ張る。
もしかして、宏光には
キスマークだってバレてるの？
消えかけていた二階堂君からのキスマークが
じわりと痛んだ気がした
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なみみ(プロフ) - キスマイさん» お返事遅れてすみません！ありがとうございます( ; _ ; )嬉しいです！これからも楽しんでください(^O^) (2015年3月14日 10時) (
レス) id: b3ba6b11e0 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ(プロフ) - ニカちゃんと宏光にキュンキュンしています。これからも楽しみにしています。大好きです！ (2014年12月9日 0時) (レス) id: 32dc0d3973 (このIDを非表示/違反報告)
なみみ(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)このような稚拙な文ですが、お楽しみいただければ幸いです〜 (2014年11月24日 23時) (レス) id: 27081766ac (このIDを非表示/違反報告)
まり - この小説大好きです！続き楽しみにしてます(*^_^*) (2014年11月24日 2時) (レス) id: ee4edac940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみみ | 作成日時：2014年11月22日 16時
