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HR ページ1
足を引きずりながら、暗い廃校舎を走る。
転けて、這うような姿勢になってもなお、逃げる。
いくら後悔しても、いくら懺悔しても、
もう彼らは生き返らないのだ。
…全部、自分のせいだ。
こんなところに来てしまったのも、
彼らが死んだのも、
私がこんな目に遭っているのも、
全部
全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部、
全部、私が悪い。
「みーつけた」
と、その声に顔を上げると、
真っ青な手が、私の首を捕らえた。
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作者名:RAN丸 | 作成日時:2017年3月21日 13時