限界オタクＶＳ自称ヒロイン

37 ページ38

Aside




絵「やぁやぁ才能の原石どもよ」




萌「みんなやっほ〜！元気〜？」



全「「「うわぁ……」」」



絵「……」←アンリちゃん何でこいついんの？って顔




帝「……」←我慢してくださいって顔





絵「はぁ……。…まぁいい、ところで原石どもよ、(以下略)」




絵心の話が最高に盛り上がる山場を迎えたとき、遮るようにモニタールームの扉が開いた。



『絵心さ〜ん、見て見て、PUにま〜くんが来た〜』




絵「うわまためんどくさいやつが来た…」




『ちょっと待って酷くない？あいつはともかく私は２次元の素晴らしさを大勢の人に教えてあげてるんだよ？』



萌「あははっ、Aちゃん、あいつって誰のこと？」



『しょうがないなぁ、心の広さが太平洋なAちゃんがヒントをあげよう。ヒント１、君☆』




萌「え〜、私と関わりがある人ってことかぁ。あ！Aちゃんのことか！」



『いや私あんたと関わり無いから。無関係。あーゆーおーけい？』




萌「ｸﾞｽｯ、Aちゃん酷い……！一緒にマネージャー頑張ってるのに…！」




『……ヤバい待ってめっちゃ鳥肌たったんだけど』


　

萌「私、Aちゃんに仕事押し付けられても文句も言わずに頑張ってるよ……？Aちゃんがいくら手伝ってくれなくても！頑張ってるのに……！そんな言い方……っ！」




『うぉ、星３かぁ……。まぁ五十連で星５は出ないよな、よしあと百連』




萌「Aちゃんっ！話聞いてるの！？」




『ふおおおお！！零すぁん！イッケメン！でも違うの今回ばかりはあなた様じゃないの！ま〜くん！ま〜くんを私に！！』
　



萌「ちょっとAちゃん！」




『るっさいわね黙ってなさいよ！！今忙しいの！あんたに話しかけられたら運気が下がる！ま〜くんが出てこなかったらどうしてくれるの！？』




萌「ひっく、Aちゃん酷い……っ！」




『爆死は、爆死だけはやめて……！朝五時起きして凛月くん祭壇にあんなに祈った意味が無くなる…！』




萌「うわあああんっ！」




『ま〜くんま〜くんま〜くんま〜くんま〜くんま〜くんま〜くん……』





全「「「(いやカオスすぎんだろ)」」」




絵「……」






絵「……つまり、ハングリー精神が…(以下略)」




全「「「(マネージャーがカオスすぎて話の内容覚えてねぇよ！！)」」」









後に帝襟アンリは語った。



帝「マネージャーに一番必要なものは、スルースキルである」



……と。

38→←36

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す