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Aside
ーチームVー
『ハロハロどーもAちゃんでーす!』
玲「……は?」
凪「……A?」
『Aでーす。なになに、記憶喪失?』
凪「……」
『どした凪く……ぐえっ』
対面して即、少女は凪に強めに抱き締められた。
変な声が出たのはご愛嬌。
凪「めっっちゃ心配した……」
玲「お前な、なんにも言わずにいなくなるんじゃねぇよ!」
『んえ、ごめんごめん、これあげるから許して』
そう言って少女はまたあんスタ箔押しホログラムカードを取り出そうとした。
凪「いらない」
玲「いらねぇ」
少女が自分たちに何をプレゼントしようとしたのか察したのだろう。
2人が一刀両断した。
『なんで!?』
少女が叫べば、この状況に反応する自称天才のバカが一人。
斬「フッ、まぁ俺たちにとってそんなもの必要不可欠だからな」
必要不可欠=めっちゃ欲しい。
頭のなかでこの方程式が出来ている少女は、即座に斬鉄の元へ駆け、ぱしりと手をとる。
『斬鉄くん…!君だけだよ良さを分かってくれるのは…!』
突然手を握られて困惑した斬鉄と、後ろで何やら騒ぐ凪と玲王。
うるさいな!語らせてよ!と少女は心のなかで叫び、口頭では凛月くんの尊いところを並べる。
これはきっと30分は止まらないだろう。
御愁傷様、斬鉄。
△▽
ーモニタールームー
『絵心さん聞いて、誰も貰ってくれないの〜』
ブルーロック内を一週してきて、少女は絵心さんの部屋に戻ってきた。
少女が頭にはてなを浮かべれば、「は?」とでも言いたげな顔をする絵心。
絵「当たり前だろ」
『チッ、凛月くんの良さを理解しない猿人類共め』
絵「言い過ぎ言い過ぎ」
『何でみんなこの尊さが分かんないかなぁ』
絵「……一人いるでしょ、分かってくれそうな人」
『……あ!そっか!ちょっと届けてくるわ!』
▽△
萌「なっ、何よこれ!!」
萌奈が帰ってきたとき、部屋の前にはエコバッグに詰められたホログラムカードが置いてあった。
それだけでもイラつくって言うのに、更に萌奈の怒りを掻き立てたのは、
ささやかなプレゼントです☆ありがたく頂戴しなさい! Aより
というメモと共に置いてあったことだ。
萌「覚えてなさいよ……!!」
次回、修羅場確定!
どうする少女!
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サクラ(プロフ) - しゅーくりーむ。さん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません!なんと……!!!あの問題に正解できるとは、もしや貴方様は天才であらせられますか!?あんスタあんガル、共に尊いの極みでございます。面白いと言って貰えてとっても嬉しいです(*>ᴗ<*)さぁ一緒に!Amazing…☆ (3月13日 20時) (レス) id: ea0cda33d2 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 猫愛りあさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません!はい!!!凛月くんのことが大好きな限界オタクの皆様は、みんな等しく夢主ちゃんでございます!!いいですよね、凛月くん。 (3月13日 20時) (レス) id: ea0cda33d2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーくりーむ。 - パーリラ…って……バ◯ラの歌!?作者様、有難うごぜぇやす!おかげであんスタ、あんガルの尊さを知りました。私は日々樹渉が好きです!すごく面白くて、ニヤけながら見てました。 (2月5日 15時) (レス) @page40 id: e51a54572c (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - ちょっちょっと待って下さい?凛月大好き限界オタクって…僕の事じゃないですかッ((殴 (2月3日 23時) (レス) @page3 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 応援ありがとうございます! 今までは作者の私情で更新ができていませんでしたが、私情の方がだいぶ落ち着いてきたので、これからは相変わらず遅いかもしれませんが、頑張ってなるべく早く更新するようにしていきたいと思っています🙇🏻♀️ (1月30日 21時) (レス) id: 108971912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラ | 作成日時:2023年6月3日 14時