兄妹集合 ページ13
Aside
中島「Aちゃん今日帰る方向違うの？」
A「うん、ちょっと用事があってね。」
今は敦くんといつもの帰路を歩いていたが
そう、今日は特別な用事がある。
急いで準備しなければ。
A「じゃここで。」
中島「1人で平気？送っていくよ？」
A「ううん、人の家に行くから
その人あまり知らない人を近寄らせたくないんだって。」
中島「それじゃあ仕方ないね……
気をつけてね。」
A「ママンか。でも心配してくれてありがとう。」
*:..｡oƒ *:..｡oƒ *:..｡oƒ *:..｡oƒ *:..｡oƒ
先に帰って待ってろって言ってたけど
いつ帰ってくるのか……
一応ご飯は作っておいたし
他に用意するものはないと思うけど。
ｶﾞﾁｬﾘ
お、帰ってきた？
A「おかえりー私の部屋じゃないけど。」
芥川「あぁ」
銀「ただいま」
我が妹ながら可愛い←
A「あ、ご飯は出来てるよ。
仕事疲れたでしょ？ゆっくり食べよ。」
芥川「すまんな。急に呼び出した上に。」
A「いやいや、兄妹全員揃うとか
滅多にないでしょ？
私自身2人に会いたかったし。
仕事の身分だとか敵対とか関係なくね。」
銀「私も。」
A「さ、ご飯食べよ！
二人ともお仕事お疲れ様！」
その夜は久しぶりの
年に1度くらいしかない兄妹での食事。
仕事のこととか苦悩とか
でも小さな喜びだったり
細かいことでも3人で楽しい時間を過ごせた。
そう……。
A「ｹﾞｯ」
田山「探偵社に黒髪の撫子捜しを依頼する!!」
この事件が起きなければ平和だった。
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作者名：英英王 | 作成日時：2019年7月8日 15時
