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ASide




今日もいつも通りの仕事。




培ったスキルで敵を殺 していく。



血なまぐさくなる毎日。




でも仕事終わりはいつも織田作さんに会いに行けるから



仕事も頑張ったしあの訓練にも耐えてきた。




でも…今日はそれが出来なかった。


いや、出来なくなった。



尾崎「A、Aはおるか!?織田作が!!!」






織田作さんがタヒんだ。




最近ミミックのことで忙しくて昨日ちょっとしか会えなかったし…



顔も暗かった。



タヒんだ?え、嘘でしょ。





紅葉さんからきいて私は呆然と立ち尽くしていた。




私は今日の分の仕事が終わったので織田作さんのところへ行った。




そこには横たわる織田作さんがいて、包帯が置いてあった。


1発で誰のものなのか分かった。



私が織田作さんの頬を触った時にはもう冷たかった。今までタヒに直面してきたのにこんな感覚は初めてだ。


親が殺 された時はこんな感情なかった。



なのに、目の前が霞んで何も見えない。


織田作さんといつものように話したり、
笑い合えたりもうできない。
声も聞けない。
一緒に仕事もできない。




考えるだけで胸が張り裂けそうだった。


A「嫌だよ織田作さん…一緒に仕事やるって言ったじゃん!!!



もう一度声を聞きたいよ……。」


その日、ポートマフィアに入って最初で最後の涙を流した。



それと同時に新しい異能力を手に入れた。


記憶操作だった。


でもいくら自分にかけようとしても自分は対象外だったらしく、相手にしか発動しない。
使えない異能だ。





その後、お墓を立てて太宰さんはポートマフィアをやめた。



これで少しはあの恐怖から開放されたと思った。

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暗白タクミ(朝霧夜宵)(プロフ) - 挨拶も無しにすみません。 もしかしたら勘違いかも知れないですが。 (2019年5月15日 12時) (レス) id: f3ab0d9732 (このIDを非表示/違反報告)
暗白タクミ(朝霧夜宵)(プロフ) - VS龍之介  にて龍之介の一人称は『僕(やつがれ)』ではないでしょうか? 『俺』になっています (2019年5月15日 12時) (レス) id: f3ab0d9732 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:英英王 | 作成日時:2018年3月23日 17時

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