虎少年と僕少女

敦くん ページ12

ASide


そうは言ったものの……。




探偵社行きにくいな。



みんなの前で大声出して……。



一応準備は出来てるけど…




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



誰だろう。




ｶﾞﾁｬ



A「敦さん。」



中島「おはようございます！あの、一緒に探偵社行きませんか？」




A「すみません、気を利かせてしまって…。」




中島「いえ！そんな。」





探偵社まで敦さんと行くことになった。



なんだろう、無意識的な安心感(？)


とにかく安心する。この人が隣にいるのは。



中島「僕ちょっと探偵社一人で行くの緊張してしまって…」



A「敦さんもですか？私もですw」




中島「昨日一緒に入社しんたんだし、さんづけじゃなくていいですよ？」



A「え、なんて呼べばいいですか？」




中島「え!?うーん…呼び捨てでもいいですし、敬語でなければなんでも！」




A「……敦くん。がいいです。」




中島「じゃあそれで！」




A「私のことも名前で大丈夫です！あ、あと、敬語も…多分私年下ですし…」




中島「それじゃあAちゃんで。僕より年下？」



A「はい、17歳です。」



中島「ほんとだ。でも1歳だけだし、敬語はなくてもいいよ！」




A「え、あ、分かった。」




中島「これからよろしくね！Aちゃん！」



A「こちらこそ、敦くん。」

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