22話 ページ23
そして今日は、周助とリョーマくんの対戦日だ。
今日は、晴れているが、少し風が吹いている。
風を利用した返し技を持っている周助にとっては、絶好のチャンスだろう。
どっちが勝つのかな…?
周助は技をどこまで出すのかな?
リョーマくんは、どんな攻撃をするんだろう?
2人のどっちが勝つのかは、恋愛面だけでなく、
1人のテニスプレイヤーとしても気になる。
5ゲームマッチの3ゲーム先取の今回の試合は、審判がつくことになった。
そして、周助とリョーマくんはお互いに挨拶をして、試合を始めた。
バシッ バコン
ラケットがボールに当たる良い音が、辺りに響く。
1セット目は、リョーマくんのサービスゲームだ。
得意なツイストサーブで、主導権を握っていき、サービスゲームをキープした。
2セット目、周助のサービスゲーム。
1セット目を先取されているので、必ず取りたいセットだ。
周助は、消えるサーブをフルに使い、攻めていく。
「その打球 消えるよ」
周助の言葉と同時に放たれたボールは、相手のサービスコートに着いた途端、急激にきれる。
リョーマくんは、だんだんと消えるサーブに慣れてきたが、
もう少しのところで追いつかず、2セット目は周助がキープした。
今のところ、ゲームカウント1-1。
どちらも、サービスゲームを落としていない。
どっちが勝つんだろう…?
そう思いながら、3セット目が始まるのを、待っていた。
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柊 蒼葉(プロフ) - 白雪月さん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて光栄です…(涙)現在受験生なので、あまり更新できていませんが、隙間時間に少しずつ更新していこうと思います!これからもよろしくお願いします!! (2019年1月8日 20時) (レス) id: b1a38b8367 (このIDを非表示/違反報告)
白雪月(プロフ) - この作品すごく面白いです。更新頑張ってください!応援してます!! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 4433117549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 蒼葉 | 作成日時:2018年1月21日 18時