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16話 ページ17

他…?なんかあったっけ?

考えても浮かばず、首を傾げる。

「ほんとにわからないの?」

「うん…」

周助は、ハァ…とため息をつく。

「…突然、1年生にドリンクあげに行ったなぁ。気配り上手だな〜とか思ってたら、

A急に、帽子被った子と話し出して、いつ戻ってくるのかなぁ…^^って思ってたら、

帽子の子赤くなってるし、最後の方、Aも赤くなってて…さ…

帽子の子にA取られそうで不安だったんだよ…^^」

「えっ…ちょ!!それって…」

「うん…要するに嫉妬…だよ…」

ドストレートな周助の言葉に顔を赤くする。

説明しようとすると、部長さんと先生が「まだ、話終わらない?」

という目で見ている。

「周助、事情は後で全部話すから…」

「…わかった。」

周助は私に、笑顔を向ける。

突然笑顔を向けられて戸惑ったが悟られないようにして、

マネージャーについての説明を聞く。





「練習試合の時や、公式試合は…で…普段は…

...ということだがわかったか?」

部長さんの話を理解し、頷く。

とりあえず、今日は、初日なので、見学して、

部活が終わったら、周助と帰ることにしよう。







空は夕焼けのオレンジ色がとても綺麗だ。

部活が終わり、周助の準備を待つ。

部室の前で立っていると、部室から出てきた、菊丸くんに話しかけられる。

「あ!Aちゃん!!不二とは、仲直りしたみたいだね!」

「菊丸くん、なんで知ってるの?」

「んにゃ?だって、不二がすごく機嫌よかったからだにゃ!」

「俺達が気軽にマネージャーに話しかけると、不二に睨まれる確率…95%…」

乾さんも話に入ってくる。

「てか、えっ…ちょっ…確率高すぎでしょ!こっわ!」

あまりの確率の高さに驚いていると、準備を終えた周助が部室から出てくる。

「ん?^^何の話かな?」

私達3人が目をそらすと、

周助は、クスッと笑う。

「乾、残念ながら、そのデータ、間違ってるよ。100%だから^^」

「「え。」」

「そんな…俺のデータが間違いだt…」

私達3人は驚愕し、目を見開く。

でも周助は気にせず、

「じゃあ、A。帰ろうか。」

と笑い、私を連れていく。

なんか、周助の性格昔と違うんだけど…(涙)威圧感が…

優しい方の周助帰って来てよ…怖い…

「じゃあ、A、今日のこと、話してもらうよ^^」

「アッ…ウン…ワカッタ…」

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柊 蒼葉(プロフ) - 白雪月さん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて光栄です…(涙)現在受験生なので、あまり更新できていませんが、隙間時間に少しずつ更新していこうと思います!これからもよろしくお願いします!! (2019年1月8日 20時) (レス) id: b1a38b8367 (このIDを非表示/違反報告)
白雪月(プロフ) - この作品すごく面白いです。更新頑張ってください!応援してます!! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 4433117549 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊 蒼葉 | 作成日時:2018年1月21日 18時

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