すとぷりの７人目はミステリアスイケメン

２８話目 ページ29

さとみSide

次の日の朝。

さとみ「じゃ、何かあったら連絡しろよ。」

A「うん。…しばらく、迷惑かけるね。」

さとみ「いくらでもかけろ。」

A「ライブ前に、ゴメンね。」

さとみ「気にすんな。ライブまで３ヶ月もある。じっくり悩め。」

A「ありがと。」

Aがそう言ったのを確認して俺は玄関のドアを閉めた。

大丈夫、だよな。


俺は莉犬の病室へと向かう。

俺がつくとなーくんとジェル、るぅとはもういた。

あとはころんか。

泣き疲れてグッスリってところだろうな。

ななもり「おはようさとみくん。」

さとみ「おはよー。」

俺からAのことを言うのは苦しすぎるぞ。


ジェル「Aくんは？遅ない？」

Aがなかなか来ないことに違和感を感じたのか、ジェルが口を開いた。

莉犬「そうだよ、A？」

さとみ「Aは、来ないよ。」

全員の顔が引きつった。

るぅと「なんで、ですか？」

ななもり「責任を感じてるとか？」

さとみ「いや、ちげーよ。…ころんが来たら話すよ。」


ころん「おはよー、遅くなりましたー。」

しばらくしてからころんが来た。

ころん「あれ、Aは？」

来なけりゃ一生話さなくても済んだのかもしれねーな。

なんて思う俺は、いけない？

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