すとぷりの７人目はミステリアスイケメン

１８話目 ページ19

ころん「なんか、僕の絵だけ雑じゃない？」

A「えぇー、そんなことないでしょ？」

ジェル「まぁ、犬猿のなかやからな。」

さとみ「ころんおまえ、いっつも意地悪ばっかしてっから。」

ころん「してないから！」

莉犬「これ色鉛筆でしょ？すごいなぁ。」

A「ありがと。」

僕は照れて髪をバサバサっとした。

るぅと「デザイナー目指してただけありますね。」

るぅとのこの一言でコメ欄の流れが速くなった。

そっかぁ、僕のことってスターちゃんたちに何も話してないんだ。

いつか、過去を振り返る日がくるのかなぁ。

その前に、僕が過去の自分にピリオドをうたないと。

ななもり「自分のブランドを立ち上げるのが夢だったんだもんね。」

ジェル「その夢、叶えられるんとちゃう？」

さとみ「ブランド立ち上げるの？」

ジェル「いや、すとぷりブランドでも。」

るぅと「すとぷりブランド？」

なんか…めっちゃいいなぁ。

A「すとぷりブランド……僕、今年そのブランドのために頑張ってみよっかなぁ。」

莉犬「本気！？」

A「うん、ガチ目に。僕がそのブランドプロデュースする。」

ころん「立ち上げるのが前提？」

ななもり「グッズの話から大分それたなぁ。」



僕の今年の目標、ガチで決まりました。

これは、冗談なんかじゃないから！

『すとぷりのブランドを僕が立ち上げる！』

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