長女49 ページ2
天国と地獄の境
私達はそこへ立っていた
地獄は、真っ暗でどこへ行くのかもわからない場所
天国は、一本道でその先に桜の大きな木
『か、あさん...父さん
カナエ、しのぶっ』
サクラの大きな木の下で、私の大好きな家族が立っていた
童磨さんの手をひき、足が動いた
「ランっ!ランは、ともかく俺は天国なんか似合わない」
『少しだけ、少しだけ童磨さんのことを伝えたいんです』
サクラの花びらが舞う
「ラン、美人になったわね」
「その隣にいる人は...だ、誰だ?ラン」
『私の、』
「ランの彼氏です
いつか、夫婦になります」
『ふ、夫婦...!』
私の顔は、真っ赤になる
「あらあら〜、ラン姉さんおめでとう」
「わ、私は絶対...嫌って言いたいけど...ラン姉さんがそれならいいよ」
『カナエ、しのぶ
ありがとう』
童磨さんの手を握り返した
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廣岡唯 - 童磨嫌いなのに泣いてしまう何故だポロポロ (11月5日 17時) (レス) @page5 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
くるみっこ - 童ま嫌いなのに泣いてしまうなぜだポロポロ (2020年7月2日 16時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷の花 | 作成日時:2020年5月29日 21時