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「坂田くん!家まで送ってくれてありがとう!」
「うんん。ええよ!また明日迎えに来るわ!!」
「ありがと!またね!」
「またなー!」
またね!と言いながら手を振る君はとっても可愛い。しかも、笑顔で手を振ってくるからこっちまで笑顔になって手を振ってしまうぐらいだ。
ーー次の日ーー
「ん…。」
僕は起きて布団から出て着替え始めた。
そして着替え終わったら下に行き顔を洗い、朝ご飯を食べる。母は今日忙しい日だったらしく朝ご飯にはラップをしてあり上に手紙が置いてあった。
内容はざっくりと言うと、ご飯を温めて食べて。と言う感じだ。
だから僕は朝ご飯を温めて
「いただきます。」
といい。食べていたら、LI〇Eが来た。
誰?と思いながらLI〇Eを見ると君からで、
坂田くんおはよ!!
というLI〇Eが入ってきた。
そのLI〇Eを見て顔が綻んだがハッと思い出した。
迎えに行かなきゃ行けないことを!
「え、まって今…8:05分!?」
急いでご飯を食べて、歯を磨き、バタバタとしながら、
「行ってきます!!!」
と言い残し家を出た。
……鍵はした。多分…。
そして、君に
ごめん!今から行く!!
と送るとすぐに
分かった!怪我だけはしないでね?d(ゝω・´○)
と可愛らしい顔文字と共に送られてきた。思わず僕は
「フッ…(笑)」
と笑ってしまった。そしたら転けそうになりおじさんに変な目で見られてしまった。ちょっと気まずかった。
走ってようやく君の家に着いた。
君はもう家の前に立っていて、あ!やばい……!と思いながら僕は君に
「遅れてごめん!」
と言うと君は笑いながら
「全然大丈夫だよ!てか息切れ凄いよ(笑)走ってきてくれたの??」
と言った。
「そうだよ、走ってきた!待たせてると思ったから…。実際もう待たせてるんだけど…。」
僕がそういうと君は
「あはは(笑)そんな心配しなくていいのにー!いつもより家を出る時間早かったんじゃない??」
確かにそうだ。
学校が始まる時間は8:40分
そして、いつもは8:30分ぐらいに家を出るのだが、今の時間は8:15分。いつもよりだいぶ早い。
「ほんとや…いつもよりだいぶ早い…。」
「でしょ?いつも坂田くんギリギリに学校来てるもんね(笑)」
「う…。あれでもだいぶ急いでたほうなんやけどなぁ。てか学校行かな!!行こ!」
そういい、僕の手を君の手に絡めて学校へむかった。
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作者名:ラルク | 作成日時:2019年12月28日 19時