現実世界と夢の狭間で。 ページ7
うらたぬき視点
目がさめると、そこは狭い部屋の中だった。置いてあるのは『血溜まり』が開いてあるパソコンだけ。
どういう事だ?俺は、気絶してそのあと。。。
ピロン♪
「うわぁっ!?。。。なんだ、パソコンが鳴っただけか。。。」
恐る恐る画面を覗き込むと、誰かからメールが来ていた。メールの内容は。。。
『おはよー!!お目覚めだね!うらたん!
僕は空!。。。うらたんなら、僕のこと、知って
るよね。。。??』
そこまで読むと同時に、鳥肌が一気に立った。
空って、血溜まりの怪物キャラじゃ。。。!!
何でゲームのキャラからメールがきてるんだ??
震えながらもゆっくりと画面をスクロールする。
『単刀直入に言って、まふくんとさかたんとそらるんを、僕と一緒にゲームの世界に閉じ込めました!
うらたんは血溜まりを侮辱しなかったから、もう一つの世界に入れてあげました!』
「とじこめた。。。?」
グチャグチャと頭の中で単語が混ざり合う。
パソコンを見ると、触ってもいないのに画面がスクロールされる。
『こっちの世界で起こったことは、このパソコンで
伝えまーす!更新をお楽しみにぃ!
あ、あと、3人がゲームの世界から脱出するには、
うらたんが1人で血溜まりをクリアする以外にない
からね〜!
まとめると、うらたんは、ゲームをクリアして、3
人を助ければいいの!簡単!じゃあ、ゲーム、楽
しんでね!』
メールの内容を見て、絶句する。
「このゲームを1人で?無理に決まってる!!!
でも。。。諦めたら。。。」
サ ン ニ ン ハ コ ロ サ レ ル ?
考えすぎ??そんなことあるわけない??でも、この状況が現実なら。。。
「げーむ。。。ゲームをクリアしなきゃ。。!!」
震える手を抑えてゲーム画面に戻る。
画面には肉片が飛び散っていた。
その周りでは、怯えた顔の3人と、笑顔の空が仲良く血まみれになり、手を繋いでいた。
無言で思いつく限りのセリフを打ち込む。
「俺が_俺がやらなきゃ_」
ブツブツなと呟きながらゲームオーバーを繰り返す。
もう、何も感じなくなっていた。
こうして、俺の人形劇が幕を開けた_
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夏樹(プロフ) - おい (2018年9月16日 14時) (レス) id: d3fc8315af (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - そんな!そんなことないよ。。。!!だって、。。あずまちゃんは。。。(そして何も始まらない) (2018年6月4日 20時) (レス) id: 7153253295 (このIDを非表示/違反報告)
あずま - はっはっは!!まさかばれてしまうとはな…。そう、我こそは…!!……ただのオタクです…。調子のってすみませんでした…。。 (2018年6月4日 16時) (レス) id: 09bc09d428 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - な。。。!!あなたはもしや伝説の。。。!!!← (2018年6月3日 15時) (レス) id: 7153253295 (このIDを非表示/違反報告)
あずま - ふふ、それはね………あずまだからだよ!!← (2018年6月3日 9時) (レス) id: 09bc09d428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふゆ | 作成日時:2018年5月25日 17時