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カフェオレとカフェラテの違い?うまけりゃ何でもいいわ! ページ6

新「えぇぇぇえ?!いやいや何でバトル始まっちゃってんの?!感動の再会中だったよね?!」


喫茶店から飛び出し、再び木刀を交える二人。


『私が貸した金返しやがれこのビチクソがぁぁぁあ!!』

銀「それはお前んとこの俺がやったことで俺には関係ねーよ!つーか、お前こそ俺が買溜めしといた饅頭勝手に食ったろ!!」

『それはそっちの世界の私がやったことですぅ〜』


兄妹喧嘩なんていつぶりだろうか。


兄さんが生きていた頃は毎日の日課だった。


新「あーあ、久々に会ったっていうのに…」

神「でも、二人とも良い顔してるネ。」


たかが兄妹喧嘩。


されど兄妹喧嘩。


二人の表情は生き生きとしていた。


新「喧嘩するほど仲がいい、だね。」















『そっか…』


あの後、行く宛もない私を放っておくわけにもいかず、一同は私を万事屋へ招いたのだった。


『晋助も先生も…』

銀「ま、お前の世界では“俺だけ”で済んだみてーで良かったよ。」

『…』


こちらの世界ではかなり多くの人が亡くなったらしい。


私の世界では、兄さん一人だけが死んだ。


全員助けて死んだのだ。


『ねぇ、私は攘夷戦争中に死んだんだよね?』

銀「あぁ。」

『死因は?』

銀「…あいつの死因は──────」


“食中毒だ”


『は?????』

銀「冗談に決まってんだろ。」


胸ぐらを掴み“テメェ”と睨み付ける。


そんな私を落ち着かせるように新八くんは温かいココアを差し出してきた。


世界線が違っても彼の優しさは何一つ変わらない。


嗚呼、なんて良い子なんだろう。


『で?本当は?』

銀「俺を─────…だよ、」

『え、何?声小さすぎて聞こえないんだけど。』

銀「だから…」


“俺を庇ったんだよ”


静まり返る部屋。


『ふぅん。そっか。』

銀「質問しといてその反応かよ。」

『だってそっちの私の話だし。』

銀「まぁ、そうだよな。」


そう言って彼は小指を鼻に突っ込んだ。


『…その手をどうするつもり?』

銀「そりゃあお前…こうすんだよ。」


ブツの付いた小指をピンッと弾き、こちらへ飛ばす。


『うわ!汚ったねぇ!!最悪!!』

神「誰が床掃除すると思ってんだヨ!!」

新「神楽ちゃん…掃除してるの僕だからね?」

銀「鼻くそ一つでやかましいんだよ。」

『テメーはこれ以上口開くんじゃあねぇ。』


こうして、坂田兄妹と愉快な仲間達の物語が幕を開けたのだった。

1回目のアラームで起きれる奴いる?いねぇよなぁ?!→←甦り?怖ぇよ!大人しく天に召されろ!!



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Mugino(プロフ) - 壊さん» 壊さんコメントありがとうございます!!今日明日中には更新できると思います🔥💪お褒めの言葉とっても嬉しいです🥺ありがとうございます😭✨️ (10月19日 13時) (レス) id: 8563ed1f80 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あの、続き書いてくれませんか?とても面白くて、続きが読みたいです! (10月19日 3時) (レス) @page9 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mugino | 作成日時:2023年10月10日 17時

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