甦り?怖ぇよ!大人しく天に召されろ!! ページ5
新.神「「ちょっと待ったぁぁぁぁあ!!!!!」」
『ッ…!』
私の腕を掴む新八くんと、木刀を真剣白羽取りしている神楽ちゃん。
神「銀ちゃんは天人じゃないネ!!」
新「二人とも落ち着いて下さい!!」
二人に止められちゃあ、引き下がるしかない。
大切な二人に傷を負わせるわけにはいかないから。
『二人に免じて今だけは見逃してあげる。』
『戦う前に…状況の整理が必要そうだし。』
銀「…そーだな。」
私が薄着だったこともあり、とりあえず適当な喫茶店へ入ることにした。
銀「そんな漫画みてぇなこと起きるわけねぇだろ。」
新「いや、あんた漫画の主人公なんですけど。」
いつの間にか夏から冬に変わっていたこと。
新八くんや神楽ちゃんの状況が違うこと。
そして───────
死んだはずの兄さんが突然目の前に現れたこと。
これらを全て伝えた。
しかし、信じて貰えるはずもなく──────
『信じて貰えるとは思ってない。でも…嘘をついた所で私には何の利益もない。勿論そっちにも。』
銀「…」
不穏な空気が流れる。
新「あの…銀さんの妹さんって──────」
“亡くなったはずじゃ…?”
『え…?』
亡くなった…?
私が…?
にわかには信じがたい言葉に耳を疑った。
銀「…Aは攘夷戦争中に死んだ。間違いねぇよ。」
神「でも、Aは今私達の目の前にいるネ。」
銀「だからこいつは…」
新「疑うのも無理ないですけど、銀さんと同じで彼女も困惑してるんですよ。彼女の言う
喫茶店のBGMがやけに大きく聞こえるような気がする。
銀「お前の言ってることが本当なら…つまり、」
“お前は違う世界線から来たってことか?”
『…そういうことになるね。』
嗚呼、神様。
どうして私達を巡り合わせてしまったのですか。
銀「A…」
『兄さん…』
もう二度と会えないはずだったのに。
新「どんな形であれ、感動の再会ですねッ…グス…」
神「よかったネ!銀ちゃん!A!」
会わせちゃいけない二人だったのに──────
「『表出ろやクソ天パ!!/表出やがれクソアマ!!』」
カフェオレとカフェラテの違い?うまけりゃ何でもいいわ!→←喧嘩するほど仲がいい
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Mugino(プロフ) - 壊さん» 壊さんコメントありがとうございます!!今日明日中には更新できると思います🔥💪お褒めの言葉とっても嬉しいです🥺ありがとうございます😭✨️ (10月19日 13時) (レス) id: 8563ed1f80 (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - あの、続き書いてくれませんか?とても面白くて、続きが読みたいです! (10月19日 3時) (レス) @page9 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mugino | 作成日時:2023年10月10日 17時