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重すぎる溺愛はペットを苛立たせる ページ23

『ちょっと!じっとしてなって!』

桂「イ"タ"タ"タ"タ"!!!!!」


撃たれた足の応急処置を行う女と痛みに悶え苦しむロン毛。


『男なら黙って耐えろ!女みてェな面しやがって!』

桂「ふんぬぉぉぉぉお!!!!」


そんな二人の様子を見てダラダラと冷や汗をかく銀時とその他大勢。


銀「(昔っから傷の手当てはあいつが担当してっけど…痛ェんだよな…その代わり傷の治りは早いし、腕は確かだが…ゴクッ…)」


と、苦笑いしている銀時。


『よし、こんなもんかな!一週間くらいはあまり動かないようにね。』


泡を吹いて倒れている桂を他所に清々しい表情のA。


『あれ、そういえばエリザベスは?』

桂「あ、あぁ…エリザベスなら買い出しに…そろそろ帰ってくるはず─────」


スパン!と襖が開き、現れた白い物体。


エ[大丈夫?!]※例の看板で話してます。


と、次の瞬間─────


『エリー!!!!』

エ[フガッ!!]


勢い良くエリザベスに抱き付くA。


『エリー!私の可愛いエリー!会いたかったよぉぉお〜!!』

エ[何すんだテメー!離せ!]


看板で頭をバシバシと叩くエリザベス。


『そうそうこの感覚よ…エリーからの愛の鞭…』

銀「お、おい…なんかキャラ変わってねぇか…?」

桂「頭でも打ったか?!」

銀「現在進行形で打たれてんだろ!!」














『いやぁ、取り乱してしまって申し訳ない。』


自分の世界でもエリザベスを溺愛していること、しかし反応はこちらのエリザベスと変わらないことを銀時と桂に伝える。


桂「嫌われているではないか。」

『黙れ。』

銀「しつこい奴は嫌われるぞ。」

『殺す。』


“俺達と対応違いすぎない?”と銀時。


『何でテメーらに優しくしなきゃなんねーんだよ。』

桂「ちょっと〜、お宅の妹さん冷たくなぁい?」

銀「反抗期真っ只中なのよっ!」

『ミンチにすんぞまじで。』


二人の頭を叩いた後、Aは口を開いた。


『んで?何で珍…何だっけ?チ◯コ?の件に首突っ込んでたわけ?ただ“悪を成敗する”って柄でもないでしょ?』


下品なやつめ!と放った桂はゴホンと咳払いし、話を始めた。


桂「奴に頼まれてな…」

『奴?』

桂「あぁ。お前もご存知──────」


“坂本辰馬にな”


静寂が辺りを襲った。


沈黙を破ったのは───────


『坂本…辰馬、えっと…誰だっけ?!』


一同はズコー!と漫画のように転けた。

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Mugino(プロフ) - 壊さん» 壊さんコメントありがとうございます!!今日明日中には更新できると思います🔥💪お褒めの言葉とっても嬉しいです🥺ありがとうございます😭✨️ (10月19日 13時) (レス) id: 8563ed1f80 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あの、続き書いてくれませんか?とても面白くて、続きが読みたいです! (10月19日 3時) (レス) @page9 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mugino | 作成日時:2023年10月10日 17時

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