雪柱は頑張るようです。

8 過去 ページ10

『誰が行くものか、、父さんと母さんを殺したのはお前だな？』


絶対に許さない。僕がお前を必ず殺す、、、


そう言い睨みつけていると、


無「私の所に来ないのなら殺してやろう。」


そう言い手をこちらに向けてきた。でも、、


無「…もうすぐ日が昇る。」


そう外を見て呟きもう一度こちらに目線を向けると、一瞬で目の前から消えた。


残されたのは死んだ母さんと父さん、血で汚れた兄ちゃんと立ち尽くす僕。



その日から僕と兄ちゃんの地獄の日々が始まった＿＿＿


＿＿＿＿

そこからは簡単だった。


鬼殺隊のの方が来てくれて、父さんと母さんを埋めるのを手伝ってくれた。


そこから家がない僕達を蝶屋敷に連れていってくれて僕達の心のケアなども沢山してくれた。


そしてそこで鬼殺隊という組織があること。そして鬼という人を喰う奴らがいることを知った。


それを聞いて兄ちゃんと約束したんだ。



兄「A。一体でも多く鬼を斬ろう。僕達のような悲しい思いをする人を無くすために。」


『兄ちゃん、、。うん、これ以上辛い思いをして欲しくない!!』



それから僕達の修行が始まった。


凄く辛かった、、。山を登り、木刀を振り、刀などの仕掛けを遮り、岩を切り…。


本当に辛かった。でもそれでも頑張れたのは兄ちゃんが居たから。


兄ちゃんが居なかったら僕は今頃鬼殺隊にはなれてなかった。


＿＿＿＿＿＿


その間に色々なことがあった。僕が鬼舞辻無惨に命を狙われていると知った御館様は、僕と兄ちゃんを引き取ってくれた。


そして僕たちは産屋敷邸で育った。

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