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過去___

『どちら様…ですか?』



その日は何も変わらない日だった。


父さんは仕事に出かけ、母さんは家で家事をする。そして僕と兄ちゃんは2人で山を駆け回る。


そんな日々。




でもその幸せな日々は…一夜にして変わった。


___

その日の夜、いつも通り家族みんなで食事をし、兄ちゃんと風呂に入り、いつも通り眠りにつく、はずだった。


___


トントン


ん?誰だろ?

『兄ちゃーん!!僕出るね〜』


悠「あぁ、よろしくな」


そう言われ僕は戸を開けた。


『はーい、どちら様…ですか、、』


そこには黒髪で赤い目をした美しい容姿の男が立っていた。


直感で「こいつはやばい」そう思い僕は扉を閉めようとした。


でも、ガンッ

扉を閉めるのを止められた。


男「ここに銀髪で青い目をした男の子を探しに来たのですが、、貴方ですね?」


…僕を、、探しに来た?


悠「A〜?どうした?」


ドタドタと兄ちゃんが来る音がする。


ダメ…ダメだ兄ちゃん、、。来ては、ダメ…


『待って兄ちゃん!!来ないで!!』


悠「え?なんで?」


『とにかくダメ!!部屋に居て!!』


兄ちゃんに会わせたらダメだ…危険な目にあって欲しくない…。


そう思い兄ちゃんを必死に止めると、諦めて部屋に戻っていく足音が聞こえた。



でもそれと同時に、、、焦ったような足音が"2つ"聞こえた。


バタバタバタ


音がして振り返ると、母さんと父さんが焦ったような顔で立っていた。


母「A!!ハッお前は…!!」


母さん…この人のこと知ってるの?


父「どうしてここに居るんだ、"鬼舞辻無惨"!!」


鬼舞辻無惨…?この人の名前?どうして2人はこの人の事知ってるの?


聞きたいことは沢山あった。でも、、聞けなかった。


だって…





母さんと父さんの顔が"恐怖"で染まっていたから___

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シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています🥰 (2023年4月28日 10時) (レス) @page20 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
AYA - この作品、最ッ高です! (2021年10月17日 15時) (レス) @page20 id: 23da1d9ffa (このIDを非表示/違反報告)
メリエリ(プロフ) - 面白いですっ!更新まってます! (2021年5月28日 20時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - めっちゃ面白いです!続き楽しみにしてます。応援してます! (2021年2月19日 11時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
1674 - 面白かったです!更新頑張ってください! (2020年8月23日 1時) (レス) id: 5b90b25417 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふぇる | 作成日時:2020年8月2日 0時

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