赤色は好きですか？【カゲプロ×暗殺教室】part2

赤色81 ページ44

貴女side





「お前の殺しの依頼が来てるんだ、お前を殺す」






「ふざけるなッッッ！！！！」






殺せんせーが声を荒らげた






「私の生徒を殺すなど、私が許さない！！」






騒ぎを聞きつけて来た烏間先生もイリーナ先生も加わり、この場の空気は一層重たくなった





「まァまァ、そうカッカするなや先生よォ。俺はテメーに話してねぇんだよ。口挟むなや」





威圧的に言った殺し屋





私を、殺す





『……ふぅ………………』






大層なことね






『…………〔白狐〕だったかしら…………』






「ほォ、殺しの依頼をされる奴だけあって俺の事は知ってんだなァ」






〔白狐〕





狐のように敵も見方も騙し、素早い動きで獲物を仕留める





戦闘直前に白衣を身にまとい、それを汚さずに殺すのが彼のノルマ





殺し屋の中でも優秀な人材





『………………きっかけは、これかしら？』






ポケットから、小瓶を取り出した





ウイルスが入っている、小瓶を






「のようだぞォ？随分派手にやらかしたみてーじゃねぇか。殆どもう体が使い物にならないらしいぜェ？」





愉快そうに言った白狐





やっぱり……………………





「殆どの奴らは何が起きたか、どうして自分たちがこうなっているのか分かってない様だったがァ、たった1人だけ、覚えてるヤツがいてなァ」





『ﾁｯ……………』






今回はミスってばっかだな…………





今度からちゃんと消そう、記憶





『………………いいわ、表に出なさい』






その言葉に全員が目を見開いた






まぁしょうがない、相手は殺し屋だ





『………………………殺したいんでしょ？かかって来なさい。返り討ちにしてやるわ』





そう言って私は、教室から出た

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