検索窓
今日:2 hit、昨日:20 hit、合計:53,282 hit

-25- ページ25

.




.





駅を降りてからも二人の間には気まずい空気と絶妙な距離感





慎 「別に、一緒にまわる人がいないからじゃない」





沈黙を破ったのは3歩位先を歩く慎太郎。





慎 「なんか嫌なんだよ。
ずっと隣にいたはずなのに、急に現れた田中樹に鼻の下のばして」





『なにそれ』





慎 「朝お前が隣にいないだけで、1日上手くいかねーし
何回も自分の気持ち疑っては知らないふりして。
絶対にこの関係壊しちゃダメだって」






慎 「でも俺の知らないとこで、知らない男と文化祭まわるかも、とか
なんか廊下でイチャイチャしてたりとか。
焦るし、そんな俺ダサすぎて腹が立つし」





『待って』




勢いよく話しながら少し歩く足が早まる慎太郎を追いかける





『ごめん、全くわからない』






.






.






慎 「俺にしとけ。」






『え?』






慎 「俺と付き合お、」





.






『勝手なことばっかり。自分の言いたいことばっかり。いい加減にしてよ、』





『知らないうちに彼女出来てたと思ったら、別れてるし
こっちはこの関係壊したくなくて、必死に我慢してきたのに』






『それでもそばにいたくて、嘘ついでまで早起きして隣歩いて
毎朝慎太郎の朝練、気持ち悪いくらい教室から見てたのに』





『諦めよ、って。新しい恋始めようとしたらそれ?』

-26-→←-24-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
316人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 森本慎太郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:でんでん。 | 作成日時:2021年1月31日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。