思いはみのり花ひらく ページ30
私は涙を流して、ローブを握りしめていた。嘘だと思った、でもそれ以上に本当だと信じたかった。
『そ、んな、だって、あの時ちゃんと私は…』
言葉にならない気持ちをどう伝えればいいのか、どうしたらこの気持ちが伝わるのだろうか。夢じゃないないだろうか。いろんな気持ちがぐちゃぐちゃになって、顔も涙でぐしゃぐしゃで、みっともない。
「私がお前ごときの魔法を防げないとでも?私はあのたった数時間でお前に救われて、お前を忘れられなくなった。当然責任は取ってくれるんでしょうな?A。」
こんな、こんな事あっていいのだろうか、こんな幸せで大丈夫なのだろうか。でも私にはもう二度と手放せそうもない。
『もちろんです!』
泣きながらもとびっきりの笑顔を浮かべて貴方に
『好きです、どうしようもなく、貴方が誰よりも愛おしいです、セブルス教授。』
この気持ちを伝えます。
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minyon(プロフ) - 読ませていただきました。もっと評価されるべき作品だと思いました!凄く素敵な作品に出会えて幸せです! (2020年8月30日 10時) (レス) id: 542a84dab0 (このIDを非表示/違反報告)
黎亞(プロフ) - エースさん» 読んでいただきありがとうございます、楽しんでいただけたなら嬉しいです。 (2018年9月9日 21時) (レス) id: 6b044dd44f (このIDを非表示/違反報告)
エース - すごい!!こんな面白い素敵なお話を久しぶりに見ました! (2018年9月9日 13時) (レス) id: 51893507e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黎亞 | 作成日時:2018年8月23日 0時