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問34:この依頼? ページ33

「谷崎、こんな怪しい依頼を受けたのか…」
「す、すみませン!! 剣幕があまりにも凄かったので思わず頷いちゃッたというか……」


谷崎のビビりも相変わらずらしい。国木田のため息が探偵社に響く。すると、余裕で遅刻してきた太宰が探偵社に入ってくる。


「やあ!! 今日もいい自 殺日和だねえ!!」
「貴様は…時計が見えんのかァ!!」


国木田の怒鳴り声を聞いて「ひぃぃぃいいい!!」と善逸と優逸が悲鳴をあげた。条件反射なのだろう。谷崎の背中に隠れている。


「ちょ、ちょッと! ボクの後ろに隠れないで下さいよ…」
「ぶぶぶ、武装探偵社って人殺しはしないんですよね!? あれ、凄く殺しそうな勢いですけど!?」
「ヤバいよ、目が血走ってるよ!! あのまま太宰さん殺されて、次は俺達だよ!! ちょっと谷崎さん(せんぱい)!! 助けて! 未だ死にたくないよ!!」


「こ、こういう時にしか先輩出さないで下さいよ!! ボクも無理ですッて!」と谷崎が顔を青くしながら言った。


「そ、そもそも国木田さんは太宰さんにしかあんなことしないから大丈夫ですよ」
「ほ、本当ですか?」
「いきなり首絞められたりしない…?」


コソコソと3人で話していると国木田のお説教から逃れて来た太宰が悪びれもなく、満面の笑みで善逸達に話しかける。


「やあ、おはよう。…おや? 一人善逸君が増えてるねぇ」
「…いつの間に善逸君呼びになったの俺……」
「2人とも迚顔が似てるねぇ。なんだい? 双子だったりしちゃうのかな?」


太宰の問いに善逸は「ありえないでしょ…」と答える。そうだ、優逸が善逸の双子なんてありえない。何故なら、善逸は大正時代の人間だから。それを知っていて尚、口に出すのはきっと善逸を揶揄う為だ。

問35:例えば?→←問33:依頼人?



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美弦 - ですけどこの作品は本当に面白くて自然とスクロールする指が動いていました。素晴らしい作品をありがとうございます! (3月28日 1時) (レス) id: 05b5571ecf (このIDを非表示/違反報告)
美弦 - 私、あんまり成り代わりとくじゃないん (3月28日 1時) (レス) id: 05b5571ecf (このIDを非表示/違反報告)
国木田 独歩 - アニメを作ると面白いと思うぞ! (2020年3月26日 14時) (レス) id: 4af845f6bd (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄使い装置 - やっぱりどんなときでもどんな場所でも太宰さんはかっこいいなー今度は太宰さんが主人公で!って無理ですよね私はとにかく太宰さんが大好きです!今回のはとーってもおもしろかったです! (2020年3月26日 14時) (レス) id: 4af845f6bd (このIDを非表示/違反報告)
月下の君に吠える(プロフ) - 雷の呼吸の使い手が柱になると鳴柱になると思います… 多分なんですけど…  とっても面白いです! (2020年2月9日 21時) (レス) id: a219a83582 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フ瑠ラン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年6月27日 0時

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