消えて欲しい日常 ページ40
ウィリアムは懐から黒光りしている拳銃を取り出すとアーサーの額に突き付けた。引き金を撃てばアーサーは死ぬ。アーサーは死を覚悟した。
「殺すんですか?ウィリアム先輩」
ウィリアムの後方から男の声が聞こえる。可也目を凝らしたら見える距離だ。
「ウィリアム!!」
聞き慣れた声がした。ウィリアムは拳銃を懐に直すと振り返る。
「やあ、探偵社員の諸君」
ニコリと笑みを貼り付けウィリアムは云った。男、安吾は溜息をつくと「その男殺さないんですね」と云った。
「殺さないさ。此奴には一生特務課で
「うげえ」
「此奴、ついこの前迄安吾を騙して特務課に居たらしいからさ。仕事の仕方知ってるんだろ?なら、今迄溜に溜めた仕事を此奴に片付けさせる」
ウィリアムがいじめっ子のような無邪気な笑みで清々しく云うと安吾は呆れたように「相変わらず性格が悪いですね先輩」と云った。
ウィリアムは歩き出す。ウィリアムは太宰の目の前で止まると云った。
「君が太宰治か。話は兼兼織田作に聞いてるよ」
「…織田作に?」
「昔の呑み仲間でねえ。よく君らの話をしたもんだよ」
太宰は目を見開いた。
「私を拾ってくれて有難う。お陰で永年の因縁を終わらせることが出来たよ」
ウィリアムは太宰の肩にポンと手を乗っける。
「又、逢えたら逢おう探偵社」
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優(プロフ) - こちらこそ、忙しいところ、指摘してしまいすみません。返信ありがとうございます。活動頑張って下さい。 (2019年7月21日 21時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
フ瑠ラン(プロフ) - 優さん» 返信遅くなってすみません。名前は変えません。もう、続編まで出してしまっているので、変えるのが中々難しいからです。指摘ありがとうございます (2019年7月21日 21時) (レス) id: fd8dea4aea (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - ウィリアムという名前は、男の子につけるものです。女の子なので、別の名前にした方が良いかと思います。ウィリアムは、ウィリアムズにして名字にするなどしてはいかがでしょうか? (2019年6月12日 18時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
フ瑠ラン(プロフ) - 今現在、大人夢主となっております (2019年2月12日 17時) (レス) id: fd8dea4aea (このIDを非表示/違反報告)
尾崎(プロフ) - 夢主は何処へ??? (2019年2月12日 2時) (レス) id: 81e15430bb (このIDを非表示/違反報告)
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