いくめん 7*° ページ9
貴女 side
「カラ松、今日の夕飯は何がいい?」
とオープン式のキッチンからリビングのソファで仕事の資料に目を落としている彼に声をかける
カラ松「Aが作ったものなら何でもOKだ」
上手いからな!と、満面の笑みを私に向ける
嬉しいし、恥ずかしい……
「じゃあ、オムライスにするね」
冷蔵庫から卵を数個取り出し、フライパンを用意し、取り掛かる
テキパキとサラダや食器などの用意を済ませ
テーブルに運ぼうと、フライパンの火を落とす
カラ松「俺が運ぼう。」
すっと、ソファでいた筈のカラ松が腕まくりをし、テーブルに食器や料理を運んでくれた
「やっぱり優しいんだよね……」
静かにつぶやき、くすりと笑みが零れる
カラ松「他に手伝う事はあるか?」
キッチンにひょっこり顔を出しそう問いかけられるが、お陰様でもう準備は整った
「ううん、大丈夫。ありがとう。
おかげで早く出来たから」
テーブルにつき、手を合わせてスプーンを進める
カラ松「?? こっ、これは…!」
カラ松が驚いているのはオムライス。
「だ、だめだった?」
カラ松「いや!全くだ!嬉しいぞ」
そう絶賛してくれたのはオムライスにケチャップで書いた♡マーク。
流石にカラ松大好き♡等とは書く勇気が無かった
オムライスを口に含むと、表情がキラキラしている
カラ松「うん、美味い。」
「それはよかった。また食べたい物があったらいつでもリクエストしてね」
カラ松「あぁ、そうさせてもらうよ」
────心まで温まるような食事風景────
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M - なんかところどころ現実味が全く無いとこがあって現実に引き戻されまくりなとこ以外は良かったと思います。 (2019年3月26日 9時) (レス) id: 8f48282f01 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - あの…私のオリキャラの名前が無い… (2017年7月3日 10時) (レス) id: a1f7292d99 (このIDを非表示/違反報告)
松野家 - 感動しましたぁぁぁぁあぁぁああ!! 面白いし、感動するし!最高です! これからも頑張って下さい! (2016年12月26日 2時) (レス) id: b17fc3e78c (このIDを非表示/違反報告)
もやん - あ、はるなってかぶったことに今さら気づいた (2016年9月4日 2時) (レス) id: d208fd668c (このIDを非表示/違反報告)
かき - 私もいつかカラ松みたいな旦那さん欲しいな〜…。(十四松ver.リクエストしていいですか?) (2016年8月10日 3時) (レス) id: 81a963545a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lily | 作成日時:2016年1月1日 21時