【おそ松さん】出 来 ち ゃ っ た

いくめん 5*° ページ7

貴女side

大方、カラ松と私が泣いていたのも落ち着いて、今はリビングで向き合っている


カラ松「よし、俺は決めた！」



「？？ どうしたの？」



カラ松「俺…… ちゃんと職に就こうと思う」


「えっ？と、突然どうしたの？！」



カラ松「いや、な。 Aとお腹の中の子供を養うのが夫として、父としてやらなきゃならない事だと思ってな」


と、少し恥ずかしそうに頬を掻きながら笑う

前は『俺を養わないか 』とか言ってたのにね

「うんうん。ありがとう
って、あれ……？お、夫？」


カラ松「え？ あっ、いや、そのついついだな！！」


「そ、そうだよね！！びっくりした」


冗談か……少し、期待した

少しの沈黙。 それを破ったのはカラ松だった



カラ松「その……Aは俺と結婚、とか嫌か……？」



遠慮し気味に私の表情を伺ってくるカラ松



「ううん。嫌じゃない
むしろ、私はカラ松が旦那さんがいいな」


少し恥ずかしいけれど、ちゃんと素直な気持ちを伝えると、顔を真っ赤にするカラ松


カラ松「俺も……Aが奥さんがいいぜ」


照れ臭そうに笑う彼はとっても幸せそうな笑顔を浮かべているものだから、私も笑顔になる



カラ松「……就職したら、改めてプロポーズするから……


俺と結婚、してくれるか？」


順番、間違ってしまったが……
と付け足し苦笑する







.





.


返事なんて、聞かれるまでもないけど




「勿論です。 お受けします」

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