【おそ松さん】出 来 ち ゃ っ た

いくめん 35*° ページ37

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真琴が生まれてから5日。 真琴も私も異常もなく、健康そのものだったので退院した


マンションの部屋には事前にカラ松がベビーベッドなど必要な物は揃えて、設置までしていてくれたので助かった



真琴をベビーベッドに寝かせて、しばらく2人で様子を見ている時だった

インターホンが鳴り、カラ松が玄関に向かう


おそ松「よーっす！ 」


チョロ松「出産祝い、持ってきたよ」


いつか5人で購入していたベビー用品を持った、おそ松さん達だった


トド松「わぁ〜！ かっわいいー♡」

たたっとベビーベッドに駆け寄り、頬を緩ませるトド松くん


おそ松「真琴、だっけ？ 目元Aちゃんそっくりー！」


頬をぷにぷにとつつき、私の顔と真琴の顔を見比べるおそ松さん


「そうかな？ でも、眉とかを見るとカラ松に似てると思わない？」


おそ松「あー、言われてみれば似てるなー」


一松「……別にどっちでもいいんじゃない。
……かわいいんだし」


と捨て台詞の様に告げ、静かに腰を落とし真琴を見つめる一松くん



おそ松「珍しいなー、一松が素直なんて」


十四松「一松兄さんﾄﾞｫｫｫｫーーン！！！！」


勢いをつけて一松くんに飛び込む十四松くん


一松「ちょっ……！ 重いんだけど！」



おそ松「カラ松もいいパパしてんね〜。
お兄ちゃん安心したわ」


と頭の後で手を組み、無邪気に笑うおそ松さん


「本当、お世話になってます」


と笑いながら言うと「俺の弟だからなぁ！」と笑うおそ松さん


おそ松「まあ、俺の弟を頼むわ、Aちゃん。 んでもって、何時でも俺らに頼っていいからさ」



トド松「ちょっ！ Aちゃんきてえええ！ 真琴くん泣いちゃったよ！」




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────少し抜けてて、頼り甲斐のあるお兄さん達────

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