【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

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Jabberwockとのリベンジマッチ
結果は９２−９１でVORPAL SWORDSの勝利

後半は冷や冷やする場面が多く、紫原くんに至っては手を折る怪我をしてしまった
でも黄瀬くんがゾーンに入ったり、赤司くんが元の1人の人格に戻ったり、紫原くんがあのシルバー相手に勝るなどみんなにとっても何かしら大きな収穫があったみたいだ


そして緑間くんが赤司くんと空中装填式3Pを決めたこと


試合に勝つ為には絶対必要だった
それでも観客席から見ていた私は、複雑な気持ちだった
高尾くんなんてもっと…
あのシュートを決める為に血反吐を吐く練習をしてきたのに、赤司くんにあっさり成功させられて……

でも高尾くんの横顔は思っていたほど辛そうではなく、むしろ笑っていた
その表情を見て私はホッとしたのを覚えている


今みんなは勝利を祝って宴会をやっている
誠凛の人も混ざって大宴会だ
ちなみに私は外で風に当たっている
試合後の興奮で体が火照っているから(やらしい意味じゃないよ！！！←)
緑間くんと高尾くんには一言連絡済み

『でも生温いや…』

気温と日本特有の湿度で流れる風もどこか生温い
観客のいなくなった体育館はとても静かだ
そんな中1人でぼーっとしていると、


シ｢クソッ！！あのサル共が…！｣


あれ？なんか聞いた事ある声だ
声のする方へと振り向くとそこにはホテルに帰るJabberwockの姿

『(……また何かやらかしたら今度こそ緑間くんに殺される……いや、緑間くんだけじゃない…赤司くんや黒子くんにまで……)』

Jabberwockの事よりも緑間くん達のことで頭がいっぱいになる私は見なかったフリをした






ナ｢おい、てめぇ…｣

『っ！？』

人違いや！！頼む帰ってくれ！！なんて願うも神様は無情だということを悟った

ナ｢昨日の女だろ｣

『ワタシエイゴワカリマセェン…いででででっ！！！首がいけない方向に！！！ごめんなさい！！』

目を合わせないようにするも無理矢理首を回された
後ちょっとでいけない方向向いちゃうとこだったよ？
てかさっさと帰ればいいのに

ナ｢声に出てんぞ女サル｣

『ごぺんなさい！！』

シ｢チッ…｣

『そんなおこなら話しかけないなら良かったのに…』

みんな体大きいし目付きやばいしイライラしてんの伝わってくるんだよねー

ナ｢……てめぇの言ってた通りあいつらは強かった｣

『っ！でしょ！？3P打ってた6番とか特に！』

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