【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました５【秀徳】

231個目 EXTRA GAME 始 ページ37

高｢真ちゃん！Aちゃん！早く早く！｣

『宮地先輩出てる？！』

緑｢急がなくてもまだ間に合うのだよ｣

部室に置いてあるテレビの前に行くと、とあるストリートコートに中継が繋がっている

《さぁ！！長らくお待たせいたしました！！もはや説明不要のアメイジングストリートバスケットボールチーム！！Jabberwockのエキシビションマッチ、いよいよスタートです！！》

『いいなー！生で観たかった〜！』

高｢仕方ねぇよ、俺ら練習あんだし｣

緑｢そもそもチケットも即完売だったらしいのだよ｣

『競争率たっかいな…』

《初めに日本の特別チームの紹介です！！チーム【Strky】！！》

テレビ画面に今吉さん、岡村さん、笠松さん、樋口そん、そして私達の先輩である宮地先輩が映る

高｢わはっ！ホントに出てらっ！wホラホラ、お兄さん出てますよ！｣

『キャーー！！宮地先輩ー！！！髪切ってる！かっこいいー！！』

高｢いやAちゃん！wそれアイドルにする反応wwwてか真ちゃん顔！顔！ww｣

緑間くんのおぞましい気配を感じながらもそれを無視してテレビを見つめる

《さぁ今……… 試合開始!!(ティップオフ)》







だがそれからのプレーは見ていて吐き気のするものだった
真剣に試合をする先輩達を嘲笑うかのようなプレー
そして最後には日本中でバスケをする全員を侮辱した



ナ｢サルにバスケをする権利はねぇよ！｣



高尾くんも裕也先輩も緑間くんも一言も発さない
でも雰囲気で分かる
完全にブチギレている

私もここまで頭に血がのぼったのは初めてだ
私達の敬愛する先輩に対してこんな屈辱…

高｢んだよ、こいつら……ふざけやがって…ｯ！｣

宮-裕｢兄貴…っ、｣


そして中継が繋がったまま、Jabberwockとの再戦が決まった
リベンジマッチは1週間後




後日、緑間くんは黒子くんから招集のメールがあったらしい

『(てことはキセキの世代がチームになるのか…)』

高尾くんも何やら連絡があったみたいだ


『ムカつくなあいつら……』


1人家に帰りながらブツブツと呟く
それと同時に宮地先輩は大丈夫だろうかと心配になる
そう簡単に凹む人ではないとは分かっているけど…


『ただいまー』

｢Aおかえり！帰ってきて早々悪いんだけど着いてきて欲しい所があるの！｣

『え？』

｢あの放送、見たでしょ？｣

『……うん』

お姉ちゃんも見たようで、その顔には怒りの表情が見える

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