【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました４【秀徳】

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『ねぇねぇ、もうすぐ先輩達のセンター試験だよね？』

緑｢あぁ、1週間後なのだよ｣

高｢先輩達めっちゃピリピリしてるし、ていうかここ数日は試験勉強で学校来てないしな｣

部活を引退してもたまに顔を出しに来てくれて、差し入れまで持ってきてくれた
何か少しでも恩返しがしたい…

『何かできないかなぁ……』

高｢うーん……あっ、じゃあ先輩達に合格祈願の御守り作ってあげようぜ！｣

緑｢ならば俺は先輩達にラッキーアイテムを持っていくのだよ｣

『じゃあじゃあ！試験日に天気が良くなるようにてるてる坊主も作ろう！』

高｢うっし、決まりだな！今日の部活終わりに買いに行こうぜ！｣








"お疲れ様でした！！！"

部活が終わり、私達は急いで着替えた

高｢早く行かねぇと店が閉まっちまう！｣

緑｢高尾！急いで漕ぐのだよ！｣

『GO!GO!MANIAC！！』

高｢ごめん♪譲れない譲らない♪ じゃねぇよ！｣

『知ってたww』

ふざけながらも急いでお店へと駆け込んだ
なんとか必要な材料を買うことができた


『御守りの作り方は私が教えるから！』

緑｢あとは、誰が誰に作るか決める必要があるな｣

高｢じゃあ俺宮地サン！｣

『私木村さんで！』

緑｢大坪さんは俺だな｣

担当も決まり一旦解散することに




数日後___


緑｢A、これでどうだ？｣

『どれどれ……うんっ、それで大丈夫！』

高｢Aちゃん！これはどう？｣

『えーと……うん！バッチリ！』

あれから休み時間や部活終わりを使って、御守りとてるてる坊主を完成させた

『2人とも飲み込み早いから良かったよ！間に合うかちょっと不安だったんだよね』

緑｢馬鹿め、これぐらい人事を尽くせば何とでもなるのだよ｣

高｢それにAちゃんの教え方が上手かったんだよ！｣

『そんな褒めるな褒めるな！』

高｢そんな反応されると褒めたく無くなるね｣

『解せぬ…』

ちなみに御守りの中には私達3人からのメッセージとパワーストーンを入れている

『明日先輩達は学校来るんだよね？』

緑｢あぁ、明日は登校日になっているのだよ｣

高｢じゃあ渡すなら明日だな｣


先輩達が合格出来ることを祈って私達は家へと帰った

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