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洛山がタイムアウトをとった
当たり前だ、20点差がワンゴール差にまで縮まり、赤司くんがあの状態だ
『赤司くん……』
さっきまであんなに赤司くんにキレてたのに、急に心配になる
いや、それでもチームメイトの扱い方が酷かったんだもん、怒るわ！！←
ﾋﾞｰｰｰｯ!!
タイムアウトが終わった
また火神くんと黒子くんがエンペラーアイ破りの連携を見せた
しかし、赤司くんは一気に火神くんを抜き綺麗とも思えるパスを出す
緑｢っ！今のパス……｣
『今のパスがどうかしたの？』
緑｢……俺達が中学の頃受けてきたパスなのだよ｣
『…？』
この時私は緑間くんの言っている意味が理解出来なかった
しかしさっきとはまるで別人だということは分かる
洛山の全員の動きが変わった
木｢でもよ、前半の方がずっとバケモンじみて見えたけどな。なんつーか、普通じゃねぇか｣
高｢いや…同じPGからすればバケモンっすよ。ノーモーションからの高速パス、手元を全く見ないドリブルスキル、完璧に把握されたコートビジョン｣
緑｢完璧なパスは完璧なリズムを作る…赤司はエンペラーアイで敵味方全てを把握し、およそ狙って出すのは不可能なパスを自在に操り、味方の潜在能力を限界まで引き出している｣
『…チーターすぎん？？』
思わず引き攣った笑いが出る
試合に目を戻すと、ありえないことが起きていた
『待って、あれって…』
高｢5人全員がゾーン…！？｣
無冠の五将に、新型の6人目、そしてキセキの世代キャプテン赤司征十郎
全員がゾーンに入っている
緑｢いや、あれはゾーンに限りなく近い状態なのだよ｣
それから誠凛が攻めるもボールをカットされる
根武谷さんへのアリウープを火神くんが止められず、点を取られた
そしてついに火神くんのゾーンが切れた
他のメンバーも体力の限界がきてしまった
逆に洛山は調子をあげ、パフォーマンスも上がっている
誰がどう見ても圧倒的に洛山有利だ
『(でも…まだっ、まだ終わってない…！お姉ちゃんならまだ何か考えが……)』
あのお姉ちゃんなら何か考えているはず
そう思ってお姉ちゃんの方を見た
なのに目に入ってきたのは……悔しそうに俯いているお姉ちゃんの姿だった
その時、頭の中で何かが切れる音がした
『下を向くなぁぁぁっ！！！！！』
気付けば手摺りから身を乗り出し叫んでいた
秀徳みんなだけじゃなく、会場全員の視線が集まるのを感じた
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雪泉(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます！ですよね！注意書きなどしっかりしておけば読みたくない人も飛ばせますし！ありがとうございます！ (2020年5月6日 10時) (
レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 私は内容にR入っても大丈夫です!!話数の隣にRって書いとけば読みたくない人は飛ばせるのでは?? (2020年5月6日 7時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - ヒャァァァァ!!やっと…やっと…!!(笑)告白シーン歓喜でした(笑)2人のイチャイチャが見たいです!!(笑)何か無自覚でイチャイチャしたりデレたりしてそう(笑) (2020年5月3日 23時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - 奏さん» へへへっ、どんな気持ちなんでしょうね！奏さんは宮地先輩推しなんですか！！ならばこの作品を読む時は緑間くんに夢中にさせねば…！← (2020年5月2日 14時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 149話で真ちゃんが夢主抱き締めてるのどんな思いかめっちゃ気になります…実は夢主を好きって自覚し始めたのかな!?とか、これも無意識なら真ちゃん怖い…とか思いながら読んでました(笑)きーくん(宮地)推しなのにこの作品読んでる最中は真ちゃんに夢中になるなぁ…(笑) (2020年5月2日 9時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪泉 | 作成日時：2020年4月27日 8時
