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葵side
黒子くんのパスを火神くんがキャッチする
"いけーーー!!!火神ーー!!!!"
誠凛みんなの声が響き渡る
火「うおぉぉぉああ!!!!」
火神くんのダンクが決まり、ホイッスルが鳴り響く
誠凛 桐皇
101−100
ワアァァァッ!!!
相「やったーーー!!!」
「やった…!やったーー!!!」
ベンチでみんなと喜びを分かち合う
勝った…!やっと、勝てた…!!
審「整列!」
コートの中で青峰くんと黒子くんが拳を合わせた
「良かったね…黒子くん……」
見つめる先が滲んで見えなくなった
ウィンターカップ1回戦、無事に突破した
side end
『……すご…』
見たことのなかったゾーン同士の戦いに私は唖然としていた
高「冷や冷やしたな〜」
緑「ふん…」
中「よし、帰ってミーティングをするぞ」
そうだ、私達も明日が1回戦だ
ボケっとしている暇はない
『緑間くん達も今日は自主練程々にね!』
緑「お前に言われなくても分かっているのだよ」
高「大丈夫だって!」
『ふーん……』
2人の大丈夫は正直アテにならない
一応見張るか…
それから私達は学校へと帰り、明日の大仁多高校についてデータを確認した
『去年のインターハイベスト4まで行った7番の小林圭介。日本では珍しい188cmの長身PGで、パスも出せて点も取れるオールラウンダーです』
高「はーっ!いいねぇ、身長高ぇなんてよ!」
緑「うるさいのだよ、高尾」
大「だがやることは変わらん、いつも通り勝つのみ!」
"おう!!"
ミーティングも終わり明日の準備も済ませる
ふと気になり体育館へ行くと
高「43!」
緑「ふっ」
いつもの様に自主練をしている2人の姿があった
『こらー、今日は早めに終わらせなよー?』
扉にもたれ2人に声をかけた
高「おう、でもあともうちょいやらせてくんね?」
『……はぁ、言っても聞かないんだろうけどさ』
そう言って体育館の中に入り、転がっているボールを高尾くんに投げる
『信じてるよ、2人とも』
緑「!」 高「!」
私の言葉に軽く目を見開く2人
緑「ふんっ、お前に言われなくとも勝つのだよ」
高「Aちゃんにそう言われたらやるしかねぇよな!」
『頼もしいね〜!』
このチームなら絶対に勝てる
優勝だってただの夢じゃない
私に出来ることは全部やる…!
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雪泉(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます!意外に秀徳のお話が少ないなと思ってもう自分が書いてしまえ!という感じで始めました!自己満なお話ですが、喜んでもらえてすごく嬉しいです(泣) これからもこの作品をよろしくお願いします!本当にありがとうございます! (2020年4月23日 22時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 1年トリオが可愛すぎるし、それを見守る3年トリオが優しすぎてツラいです(笑)黒バスは秀徳最推しなので内容とかいろいろ歓喜です!! (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - RENさん» コメントありがとうございます!遅い更新になるかもしれませんが、頑張ります!RENさんも体調には十分気を付けてお過ごしください!本当にありがとうございます! (2020年4月22日 21時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
REN(プロフ) - 帰宅部の私がマネージャーになりました。めっちゃ面白いです。コロナで体調管理に気をつけながら更新頑張ってください。応援しています。 (2020年4月22日 18時) (レス) id: e1030c49e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年4月15日 14時