145個目 姉side ページ49
それからゾーン同士の2人の戦いはこの会場にいる全ての人を魅了した
コートにいる他8人、誰もついていけない
次元の違う戦いだ
「…青峰くん…笑ってる……」
もう長らく見ていなかった青峰くんの笑顔
ほんの少しだけ目の奥が熱くなるのを感じた
小金「もう1分近く点が入ってない……」
長く続くだろうと思われたこの戦いも決着が突然訪れた……
火神くんが青峰くんを抜いたのだ
土「よし!3点差だ!!」
それから青峰くんが火神くんを抜こうとするがすぐさま火神くんが追いつく
「これは……」
相「どうしたの?」
「青峰くんのゾーンが切れかけてます。つまり、タイムリミットです…でも、」
おそらく火神くんもすでにタイムリミットは来てるはず…
でも、みんなの思いを背負ったエースは強い…!
火「ぜってー勝つ!!!」
青峰くんのシュートを完璧に止めた
そして誠凛のカウンターだ!
97−98の1点差まで追いついた
ディフェンスにも気合いが入る
今「それでも最強は青峰や…!!」
火神くんが青峰くんを抑えに入るが、
「っ!」
ゴール裏からシュートが決まる
残り10秒
日向先輩がバイヤジャンパー、黒子くんがオーバーフローを仕掛けるが効かない
火「キャプテン!!」
日「火神!」
火神くんへとパスが回り、ダンクを決めにかかるが青峰くんに止められる
「火神ーーっ!!!」
黒「火神くん!!!」
火「!」
私と黒子くんの声に火神くんが反応し、左手で木吉先輩へとパス
そして木吉先輩がチャンスを作った
審「ディフェンスプッシング!黒6番!バスケットカウント、ワンスロー!」
"よっしゃあああ!!!"
残り5秒
99−100
同点、延長じゃダメだ…
必ずリバウンド勝負になる…!
木吉先輩がフリースローだから、日向先輩と火神くんがセットアップだ
可能性は火神くんに託された
審「ワンショット!」
木吉先輩がシュートを打った
ボールがリングに当たる
ボールを取ったのは火神くんだ
そしてそれを青峰くんが弾き飛ばした
しかし、そのボールを誰よりも早く追いかけている人がいた……
「黒子くん!!!!」
今「火神やなく、青峰の方を信じたってちゅうんか…!」
黒「いいえ、少し違います……僕が信じたのは両方です!でも、最後に決めてくれると信じてるのは1人だけだ…!」
黒「火神くん!!!」
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雪泉(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます!意外に秀徳のお話が少ないなと思ってもう自分が書いてしまえ!という感じで始めました!自己満なお話ですが、喜んでもらえてすごく嬉しいです(泣) これからもこの作品をよろしくお願いします!本当にありがとうございます! (2020年4月23日 22時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 1年トリオが可愛すぎるし、それを見守る3年トリオが優しすぎてツラいです(笑)黒バスは秀徳最推しなので内容とかいろいろ歓喜です!! (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - RENさん» コメントありがとうございます!遅い更新になるかもしれませんが、頑張ります!RENさんも体調には十分気を付けてお過ごしください!本当にありがとうございます! (2020年4月22日 21時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
REN(プロフ) - 帰宅部の私がマネージャーになりました。めっちゃ面白いです。コロナで体調管理に気をつけながら更新頑張ってください。応援しています。 (2020年4月22日 18時) (レス) id: e1030c49e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年4月15日 14時