【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました３【秀徳】

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赤司くんが去った後、緑間くん達が慌てて駆け寄ってきた

緑｢お前は一体何をしているのだよ！｣

黄｢Aっち〜！無事でよかったっス〜！！｣

『ぐふ…っ！』

黄瀬くんが加減もせず飛びついてきたせいで一瞬意識が落ちかけた

黒｢黄瀬くん離れてください、Aさんが困ってますよ｣

黄｢えっ、Aっちー！しっかりしてー！｣

『しっかりしてるから離して！』

ｶﾞｸｶﾞｸと揺さぶられやばいと感じた私は、勢いよく黄瀬くんから離れた
あと一歩遅かったら吐くとこだった

『はぁ……全く、デルモンは……』

黄｢え、それ、俺の事っスか！？｣

『そーだよ、人の事たまごっちみたいに呼ぶから』

黄｢なんでデジモンみたいな呼び方するんスか〜！｣

『(めんっどくせえぇぇ……)』

名前で呼んでくださいっスー！と喚きながら抱きつく黄瀬くん
あれ？こんな大型犬みたいな人だったっけ？

青｢お前Aって言ったか？｣

『…あ、がんぐろくろすけ』←

火｢ぷっ…｣

青｢てめえ…｣

『やっべ…』

慌てて私は緑間くんの後ろに隠れた

紫｢みどちんのとこのマネージャー？｣

緑｢あぁ｣

『よろピクミン』

青｢何か変わってんな、本当にあいつの妹なのかよ｣

『れっきとした秀徳のマネージャーですー！ね？緑間くん！』

緑｢お前は少し大人しくするのだよ｣

『む…』

緑間くんに頭を撫でられ、仕方なく大人しくすることに
ふとみんなの方を見ると信じられないものを見たかのような顔をしている

え、何その顔

黄｢あの緑間っちが……｣

青｢マジかよ……｣

『…？あ、てかそろそろ戻らないと』

時間を見るとそろそろ試合が始まる時間だ

黒｢火神くん、降旗くん僕達もそろそろ行きましょう｣

火｢おう、そうだな｣

黒｢それじゃあ、みなさんまた｣

『黒子くん達またねー』

ぶんぶん手を振って3人を見送っていると、

紫｢ねぇねぇ、そのお菓子なに〜？｣

『ん？これ？近所のおばあちゃんから貰ったんだけど…私こんな食べれないんだよね…』

紫｢なら俺が貰おうか〜？｣

『マジ！？いいの！？こんなにあるのに！？』

紫｢これぐらい余裕だし〜｣

『じゃああげる！』

紫｢っ！ありがと〜…んと、名前何？｣

『AAだよ』

紫｢あれ？Aちん…？あっ、もしかして昔お菓子くれた人？偶然だね〜｣

『紫原くんだっけ？』

紫｢そうそう〜、このお礼はちゃんとするね〜｣

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