【黒子のバスケ】帰宅部の私がマネージャーになりました３【秀徳】

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ウィンターカップ出場が決まってからも、みんなが気を抜くことはなかった
私もみんなが少しでも練習できるようにマネージャー業を頑張った

今はあの緑間くんと高尾くんのシュートも織り交ぜた連携を練習している
何度見てもすごい…

ドリンクやタオルなど準備して仕事をしていると、

宮｢…ﾁｯ、ったく、んだこりゃ…沈めんぞ、どいつもこいつも…！｣

聞こえてきた宮地先輩の声にﾊｯとして視線を向ける
あ…これキレてる…
周りの1年生は気付いていない

『(気付け…！気付け…！！)』

必死に念を送るが…

宮｢1年！！全然かかってねぇよ！モップ！手抜いてんじゃねぇよ！！！｣

"は、はいっ！！"

宮地先輩の怒号が体育館に響く
分かっててもﾋﾞｸｯと肩が揺れる

高｢うっへぇ…今日もキレてるよ、宮地サン…こっえぇ…｣

宮｢おめぇらもだよ！！ちんたらしてんじゃねぇよ！！｣

緑間くん達も怒られ、モップ掛けしに走る
体育会系だねぇ
私は苦笑いを浮かべた




大｢集合！！｣

大坪先輩の号令と共に監督のまわりに全員が集まる

中｢もうすぐ期末テストがある、お前らちゃんと勉強しておけ。点数が悪ければ補習があるからな｣

もうすぐ期末テストがある
とはいえ、私達のクラスは特進クラス
成績優秀者が集まるクラスだ
普通に勉強していればある程度の成績は出せる

大｢お前らテスト期間の居残り練習は禁止だからな、忘れるなよ｣

『はーい』

高｢はい！｣




日も沈み真っ暗になっている
帰る時は危ないということで緑間くん達と一緒に帰っている

『テストか〜、めんどいな…』

高｢テスト期間も少しぐらい自主練させて欲しいよな｣

緑｢俺達の本分は勉強だ、人事を尽くすのだよ｣

『あっ…いいこと思いついた！勉強会しよう！』

思いついたことをそのまま口にすると、緑間くんは面倒くさそうな顔し、高尾くんはそれいいな！と共感してくれた

『人に教えることが出来てようやく人は理解する！はい！やろう！！』

緑｢……はぁ、分かったのだよ。ただし真面目にやるのだよ｣

高｢ゴリ押しだなAちゃんwww｣

『じゃあ誰の家でする？』

誰かと勉強会をした事がない私はかなり楽しみで堪らなかった

高｢俺ん家は明日親戚来るんだよな｣

『私も明日お姉ちゃんが黒子くん達連れて勉強会するって言ってたな』

私と高尾くんの視線が緑間くんへ向く

緑｢はぁ〜…仕方ないのだよ…｣

緑間くん家で勉強会が決定！！！

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