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『うん。中学の時に何があったかは知らないけど、試合に出る以上あんな態度でするぐらいなら出ないで欲しいね……とどのつまり、虫唾が全力疾走！！』
緑｢虫唾が走る、だろう。訳の分からん日本語を使うな！｣
黄｢Aっちはほんとマイペースと言うか…｣
虫唾が走るじゃ足りないから使ったのに…いっつも怒られるな。
そして第3Qが始まった。
『黒子くんベンチって、大丈夫なの？』
緑｢やむを得ん…が、前半青峰抜きでも黒子を変えられなかったのにとても凌げるとは思えないのだよ｣
黄｢そうっスね…｣
2人が言うのだからそうなんだろう。
誠凛の未来は火神くんにかかってるって事だ。
そして青峰が実力を出し始めた。
先程とは違う動きに誰もついていけていない。
『速いって言うより…なんだろ、…』
プロのダンサーのような動きに似ている気がする。
緑｢運動において速さとは最高速だけではない。ゼロからMaxへの加速力とMaxからゼロへの減速力、アジリティー…すなわち敏捷性、青峰のそれはキセキの世代の中でもずば抜けているのだよ｣
『なるほど……』
それからの彼のプレーは型にはまらないものだった。
所謂ストリートバスケと言われるもの。
『にしてもゴール裏から入れるってどゆこと？』
緑｢バスケットに限らず、どんなスポーツでもその歴史の中で洗練されてきた基本の動きがあり、理想のフォームがあるのだよ。洗練され無駄がなくなったからこそ、選択肢は限られ逆に予測も成り立つ。そこにオフェンス、ディフェンスの駆け引きが生まれる……それがゲームだ。だがあいつは…｣
私は緑間くんにつられて青峰に視線を向けた。
緑｢ドリブルもシュートも青峰の動きに型はない。無限、故にディフェンス不可能。アンストッパブルスコアラー、それがキセキの世代のエース、青峰大輝だ｣
『名前が長い！もうスコアラーでいいよ』
黄｢ぶっ！Aっち何でそこを抜いたんスか！せめてアンストとかにしてよ！w｣
黄瀬くんが吹き出して笑っている、だって長いもん。覚えてらんない。
緑｢全くお前は……｣
『ふふっ、もう諦めた方がいいよー？』
緑間くんにそう言うと軽くため息をつき、試合に目を向けた。
それからの試合は青峰の独壇場とも言えた。
高く飛ぼうとしても、様々な方法で点を取ろうとしても青峰相手には通用しなかった。
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ワダ(プロフ) - 雪泉さん» 夢主ちゃんと高緑の絡みがほんとに好きです笑更新楽しみにしてます！ (2020年3月25日 4時) (
レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - ワダさん» コメントありがとうございます！本当ですか！？ありがとうございます！もう自己満のお話で読み手の皆様ガン無視の内容になりつつありますがどうか緩ーく読んでいただけると嬉しいです！更新頑張ます！！ (2020年3月24日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
ワダ(プロフ) - 声出して笑う場面沢山あって読んでいてとても面白いです笑更新頑張ってください！ (2020年3月24日 13時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪泉 | 作成日時：2020年3月21日 17時
