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28個目 ページ29

『すぅ……っ、これからー!!!マネージャーとしてー!!よろしくお願いしまぁぁす!!!』

高「だっはっはっは!wwww」

緑「うるさいのだよ!もっと普通に言えないのか!」

『私の気合いと覚悟を見せようと思って』

レアだよ?私がこんな声張るの、それにサマーウォーズみたいだ。

高「ひぃっww腹痛てぇwwまっ、何はともあれこれからよろしくな!」

緑「…精々頑張るのだよ」

2人にマネージャーやります宣言をした後、片付けをして帰る準備をした。
先に体育館の外で待っていると、

高「おーい、Aちゃん!」

『………そ、れは、なんだ?』

高尾くんが乗ってきたものはただの自転車だが、その後ろについているものに目がいって仕方ない。
だって…

高「ん?これ?チャリアカー!」

『チャリアカー……』

リアカーがくっついてる。

緑「早く乗るのだよ、A」

これに乗るの?え、まじ?

『え、これに…?』

高「遅くなったから送ってくぜ♪」

なんか2人ともすごい当たり前感出してるけど私がおかしいの??

『じゃあ、お願いします…』

色々諦め、ゆっくりとリアカーに乗り込むと高尾くんが漕ぎ出した。
あ、意外に快適かも、…それでも日中は乗りたくないがな。


そして明日、中谷先生に入部届を出しに行く。その時点で私は秀徳バスケ部のマネージャーになる。

『にしても私が部活に入るとはな〜』

高「いやー、ほんとよかったぜ!な?真ちゃん」

緑「ふんっ」

『緑間くんはあれですか?ツンデレですか?』

緑「ツンデレじゃないのだよ!」

『自覚ない人はみんなそう言うんだよ…』

高「ww」

『………2人とも』

高「ん?」

緑「なんだ」

『えっと…これからよろしくね?』

高「こちらこそよろしくな♪」

緑「あぁ」

明日から頑張るぞー!





次の日、中谷先生のところへ入部届を提出しに行った。今日紹介してそのままマネージャー業をさせるとの事。

『失礼しました』

職員室を出ると、見覚えのある人と鉢合わせた。

大「あ、君は……」

『こんにちは』

大「もしかしてマネージャーに?」

『はい、丁度今中谷先生に入部届を出しに行ったところです。あの、今日からよろしくお願いします』

キャプテンと思われる先輩に深くお辞儀をした。

大「あぁ、最初は大変だろうがよろしく頼む。何かあればすぐに言ってくれ、それじゃあ部活でな」

『はい、失礼します』

めっちゃ良い人!キャプテンなんだろうな〜、あの暴言先輩よりずっと素敵な人だ。

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設定タグ:黒子のバスケ , 緑間真太郎 , 秀徳   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時

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