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『ん?なに?』
緑「次に差し入れをするならおしるこも買ってくるのだよ」
『・・・?』
高「wwww」
次も何か差し入れをしないといけないのかな?てかどういう目線で言ってるのかな?そもそもどゆこと???
たぶん今の私の顔を例えるならスペースキャットだろう。
(分からない人はググッてみてね)
高「真ちゃん!図々しすぎwwww」
『それな?』
緑「む……まぁ、これは受け取ってやらんこともないのだよ」
『いや受け取れや』
なんだその上から目線は、お前はハンコックか。見下しすぎて見上げてんのか?お?
これからハンコックって呼んでやろ。
まぁ、それでもこれから楽しくなる事は目に見えて分かり、自然と笑みが零れた。
▼
高「そういえばAちゃんは部活入んねーの?」
待ちに待った昼休み、お弁当の時間。
突然質問をぶつけられた。
部活かー…
『うーん、私こう見えて帰宅部のエースだしなー』
緑「そんな部活などないのだよ」
『なければ作るまでよ』
高「やってみたい部活とかないの?」
やってみたい、ねぇ。
中学校の時もだけどやってみたい部活とかはなかった、見るだけで十分だったし。
『私選手って感じじゃないし、あ、でもマネージャーとかは気になるかも…』
最近はハ○キューにハマってるからちょっと気になるよね。
あんな美人と可愛い子ではないが。
高「Aちゃんマネージャー興味ある!?」
『えっ!?あー、ちょっとだよ、ちょっと!』
急に身を乗り出してくるもんだからびっくりした、興味あるとは言ってもまじでちょっっっぴりだ。
マネージャー経験もないし今の所ルールのわかるスポーツなんてバスケぐらいだ。
………あれ、なんかフラグ立てた気がする。
高「ならバスケ部のマネージャーやってよ!」
フラグ回収はやー!!秒で立てて秒で回収した。
『えぇ!?いやっ、でももう募集とかしてないだろうし〜……』
緑「募集はまだしているのだよ」
『うぉい!空気読んでよ!!』
高「バスケ部にマネージャーいなくてさ、今は1年がやってんの!マネージャーが入ってくれたら俺らの練習する時間がちょっと増えるんだよね!」
お願い!!と手を合わせて頼み込む高尾くん。
うっ…そんなお願いされると困る。
『で、でも私マネージャー経験ないし…』
高「最初はみんな初めてだって!俺達も手伝うし!」
『うーん………』
どうしよう…簡単にうん、いいよなんて言えない。
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作者名:雪泉 | 作成日時:2020年3月10日 19時