桃井さつきに成り代わったから、とことん原作を直してやろうと思った。

幼馴染みは ページ17

茫然としている青峰と黄瀬を置いて、体育館から走り去る。
そのまま渡り廊下を走って、わざと速度を落とす。
きっと彼は、追い掛けてくれるだろう。
そして黄瀬も、今だけは大人しくしてくれる。









青峰の走る足音が近づいてきて、彼に見えるように、曲がり角を曲がる。









「っ待て！A!!」









しばらくして、ぐんっと手首を引かれた。
そして、背中に当たるのは筋肉質な体。









後ろから包み込むように抱き締められる。









「大、ちゃん？」


「オレが悪かった。練習も出る。だから、オレから離れないでくれ……」









「──それは聞けないお願いっスよ、青峰っち」









また、背後から聞こえる声。
俺は振り返らないが、かわりに青峰が振り返る。









「黄瀬……？てめぇ、空気読めよ！」


「まあ、最初は読もうとしたんスけど。今の台詞だけは、いくら青峰っちでも聞き逃せないっスよ」


「はぁ？どういうことだよ」









黄瀬が青峰の手を強引に俺から離し、今度は自分の腕に俺を抱く。









「こういうことっスよ、青峰っち。アンタの大事な大事な幼馴染みは、もうオレの女っス」









｡ﾟ.×＿((●×○))＿×.ﾟ｡

＿人人人人人人＿
＞いや、男っス＜
￣^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

テスト終わったので、更新再開します。
ここからは波乱の展開になります！(多分)
よろしくお願いいたします。

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