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ページ11

アーヤは、まあ機嫌がよくなってね笑







だけどさあ?





「わたしは......?」









ウソだろ?って感じで

こっちを見るおこちゃまの3人。






一方、貴和は。





「真実は、自分が美人だってわかってるだろ?

よく告白もされてるし。


だから、ヤイてないかと思った。」








まあ、よく告白されますけど......(((((



「でも、女子なら1回は言われてみたいものよ。

幼なじみなんか、とくに。」






貴和は、フッとまたあの大人っぽい笑いを

にじませて言った。









「もし、真実が何かの事件に巻きこまれたり、

悪い奴らが襲ってきたりしても、絶対に助けるから。

いつでも、苦しいとき、悲しいときでも連絡してくれたら、


どこにいても飛んでくから。」




王子みたいなんだけど。







「そうだよな。」




と、おこちゃま3人に言う貴和。






すると、幼馴染だからか、さっきとは違って、

和彦、和臣、そして和典はすぐ答えた。




「いつでも頼ってね。」



「オレ以外の3人より、

オレの方が頼りがいがあると思うぜ!」



「んなわけねーだろ、若武。

真実、オレいつでもヒマだからな。」




初めて言われたよ、こんなこと!


すっごい嬉しいけど、最後の2人ツッコんでもいいかな笑








「ありがと。じゃ、さっそくだけどわたし家に1人で寂しいから、

泊まりに来てよ。」




「「いいな、それ」」





「じゃ、姫たちの機嫌がなおったところで、

若武教授、事件を説明してくれ。」




貴和に言われて、お泊まりのことを真剣に話していた和臣が、

ハッとし、気どってセキばらいをした。


「よし、だが話は、依頼人の口から直接聞いたほうがいいだろう。

図書室に行こうぜ。」





元気よく立ちあがった和臣の隣で、和典がボヤくようにつぶやいた。




「ああ、こうしていつもいつも、若武の世界に引きずりこまれて行くんだ。

もう11月だってのに。くっそ墓穴を掘ってる気分だな。」





和臣の世界______それは、とびきりハードで、つらくて、でもその分、

刺激と魅力とがたっぷりで、たとえ受験がそこまでせまっていたとしても、

とっても逆らうことなんかできそうもない冒険小説みたいな



そんな世界だった。







_________________***

一人称も変えた((

**→←*



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フェアリー - すみません。ページ7の11行目のとこ、「ためすぎだろ」じゃなくて「だめすぎだろ」じゃないですか?間違ってたらすみませんm(_ _)m (2021年12月25日 19時) (レス) @page7 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
- よかったです! (2020年1月5日 7時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)
まーお。(プロフ) - 星さん» ありがとうございます!合ってます!即直してきました! (2020年1月5日 4時) (レス) id: dbfd11264f (このIDを非表示/違反報告)
- 私が間違ってたらすみません! (2020年1月4日 19時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)
- こんにちは!えーっと、誤字を見つけました。ページ25の若武君の「上杉は、…」で、『かかわっら』と書いてあるところがあります。『関わった』ではないでしょうか? (2020年1月4日 19時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まーお。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9649c0265d1/  
作成日時:2018年5月15日 15時

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