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私が沖田先輩の質問に答えること無く、もぬけの殻になっていると
沖田「……はぁ。聞かなかったことにしてやりまさァ。」
その言葉で我に返り、顔を上げる。
神楽「おい、なんの話ネ！」
沖田「チャイナには関係ねぇ話しでさァ。」
何だとォー！？と、喧嘩をふっかける神楽。
喧嘩を始める2人を置いて、私は河上が消え去った路地裏に向かった。
案の定そこに河上は居なくて。
残念な気持ちで屯所に戻ろうとした時だった。
チンピラ「おい姉ちゃん、新選組なのかァ？」
何処から湧いてきたのか、4人のチンピラに囲まれてしまったのだ。
生憎ここの道は人通りが少なく、それにあの2人も既に何処かに行ってしまっていた。
A「……それがどうかしましたか？」
チンピラ2「新選組って給料良いんだろ？ちょっと分けてくれや。」
お断りします。
と言うと、青筋立てて、いかにも怒っている顔をするチンピラ。
A「にしても、こんなか弱い女の子に対して4人とか……大人気ないですね……」
チンピラ3「ペラペラうるせぇんだよ!!さっさと出せ！」
そう言ってチンピラ達は拳銃を出してきた。
A「ｯ……」
チンピラ2「これでもう大口は叩けねぇだろ？さぁ、さっさとだしやがれこのクソ女!!」
チンピラ「いや待て、こいつ……よく見るといい女だぜ。」
何を言ってるんだこいつら……
チンピラ「何言ってんだって顔してんなぁ……」
そう言って近付いてくるので後ずさると、
後ろの奴が私を地面に押さえつける。
そして近付いて来た奴が私の髪を引っつかみ、持ち上げる。
A「いっ……！」
髪を引っ張られる痛みで、顔を歪める。
チンピラ4「ほんとだなぁ、こいつァいい女だ。」
チンピラ「おい、誰かロープ持ってるか？」
そう言って出してきたロープで私の両腕を縛り付けた。
しかし、足が自由なので足でやつの玉を蹴りあげる。
チンピラ「んぐぅ!?!?!?」
A「死ね！このやろー！」
そう言ってやつの腕に噛みつき、血が出るほど強く噛んだ。
チンピラ「っだあああああ!!!!!!」
周りのヤツらに引き剥がされ、口に入った血を吐き出す。
チンピラ「このクソ女ｯ……!!お前ら痛めつけてやれ!!!!!!」
そう言うと、皆が殴り、蹴ってきた。
A「ｯっぅ…ｯ…!!」
いつの間にか日は傾いて、
夕日が輝いていた。
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万斉推し - 万斉様ァァァァ！！最高すぎて私死にます！ (2022年2月13日 23時) (
レス) @page1 id: 78f9a00831 (このIDを非表示/違反報告)
林檎の国の凡人(プロフ) - ぶどうさん» ごめんなさい、リクエストは受け付けておりません……読んでいただきありがとうございます！ (2020年6月27日 2時) (レス) id: b12412348f (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - こんにちは！全部読ませていただきました！とても楽しかったです！もしリクエスト可能でしたらいいですか？？ (2020年4月11日 10時) (レス) id: 3a519504ea (このIDを非表示/違反報告)
林檎の国の凡人(プロフ) - ポッピングさん» むむ！どのお話でしょうか!?ありがとうございます、励みになります！ (2020年3月10日 1時) (レス) id: b12412348f (このIDを非表示/違反報告)
ポッピング(プロフ) - 新撰組ではなく真選組では？あっあとこの短編集大好きです！応援してます！！！ (2020年3月10日 1時) (レス) id: 802431f708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎の国の凡人 | 作成日時：2019年2月25日 1時
