第十話 ページ10
あれから何度かメールをしたり電話をしたりして、なんだかんだ青木先輩と仲良くなってきた頃。
黒「なあA、ちょいこっち来て」
「ん？なに？」
とある昼休み、ちょっと真剣な顔をしている光輝に秀くん、心配そうな表情の颯太に春夏。
そんな四人に囲まれて静かな中庭のベンチに座りながら談笑していたら、すっと光輝のスマホを差し出された。
黒「…これってさ、Aと軽音部の先輩だよね？」
「……は？何これ」
そこにはこの学校の裏掲示板とでもいうのだろうか、そこには私と青木先輩が話している写真にクソビッチやらヒモ男やら、そうよくない言葉がずらりと並んでいた。
何回かスクロールしてみるけど、全部青木先輩って分かるように撮ってあるし、私の方はモザイクがかかっていてもわかる人には分かるくらいの加工を施されていた。
安「……最近、他のクラスの人達がよく俺らのクラス来るでしょ？多分これが原因、Aがどんなもんかって見に来てんの」
内「俺らもとめてんだけどね、あいつら聞き分けの悪い猿みてーによってくるからさぁ」
春「無断で写真とるのは盗撮だよって言ったら怒鳴られたんだよね、先輩にタメ口使ってんじゃねえ！って。
たしか…望月って人だったよ」
…多分あの時の先輩たちだ。それ以外考えられない。
前にあったことを話すとよく助けたね、と褒めてもらったけど、すぐに皆の眉が下がる。
「…みんな巻き込んでごめん、どうにかして消してもらうから」
黒「俺らは大丈夫だけどさ、Aとこの人がやばいんじゃね？
何人か保護するようなコメントはあるけど、すぐ削除されてるし…」
安「それに段々脅迫じみてるから、何かあってからじゃ遅いよ」
そう話し込んでいると、中庭に繋がる渡り廊下から誰かに声を掛けられる。
「おい！そこの背ェでけぇの！ちょい話しあんだけど」
「ちょっと湧口悪すぎ」
そこには茶髪のポンパドールにしてるパーカーを着ている人と茶髪マッシュの目が大きい人がいた。
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塩麹。(プロフ) - ふうかさん» ありがとうございます！地道にゆっくりと頑張らせていただきます。更新を楽しみにお待ちください！ (2021年12月14日 1時) (
レス) id: cc7b208a8b (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです!!続きが気になります!!更新待ってます！！ (2021年12月13日 1時) (レス) @page24 id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
塩麹。(プロフ) - Hano.さん» ご報告ありがとうございます。見直し次第修正させて頂きます。 (2021年9月21日 20時) (レス) @page7 id: cc7b208a8b (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - 7話の主人公の名前がなぜかAになってます。 (2021年9月21日 16時) (レス) @page7 id: ab344dd67b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩麹。 x他1人 | 作成日時：2021年9月17日 23時
