マニアは三つ欲しい ページ32
※〇〇視点と書いてなかったら基本NO視点です
血を吐く山崎の腹に刺さった刀。そしてその刀をもつ河上万斉
山崎 「お…前は…鬼兵隊…の人斬り……河上万…斉」
その一言を発し、地面へと倒れる
山崎 「伊東……貴様ァ。敵と内通…していたか…」
伊東は満足そうに笑みを浮かべ、山崎に話しかける
伊東 「山崎君。君達のように斬り合いだけでは世の中は変わらん。もっと利口にならねば。幾ら剣を振るったところで、犯罪やテロは殲滅出来やしない。もっと言えば、攘夷浪士がいなければ警察も必要無くなってしまう事を忘れてはならない。」
山崎は、何かを思い出したかのようにズボンのポケットを漁る
伊東 「僕等はもっと互いに上手くやって行けるはずなんだ。双方の利潤を満たし均衡を保つためのパートナーとして…。 君の上司のようなやり方では真選組はこれ以上強くならん。僕の手によって真選組は生まれ変わるんだ。もっと強く、もっと大きく。そうしてこの伊東鴨太郎が器を天下に示すための方舟となってもらう」
やっとの思いで山崎がポケットから出したものは、薔薇の香りがする青い御守り
Aが真選組に入隊した日。
A『はいこれ御守りちゃんね。私の手作りなんです。あ、山崎さんのは青薔薇なので奇跡とか、神の祝福とかの花言葉があるんですよ。薔薇はそこらに売ってたやつ買って操っただけですけどね』
と、はいこれ飴ちゃん感覚に渡された御守りだ
それを握りしめ、ズルズルと体を引き摺って歩く
山崎 「やりたきゃやりなよ…。だが1つ言っておく。アンタがどれほどの器の持ち主かなんて、学のない俺達には分からんよ。でも、士道も節操も持ち合わせてない空っぽの器なんかに…誰もついて行かんよ。俺は……あの人達について行かせてもらうわ。最後まで…… 」
伊東は登場して何回目かのメガネクイッをして帰っていく
伊東 「万斉殿。あとは頼んだ。君には攘夷浪士と戦い討ち死にした名誉の殉職を与えよう。良かったな、君の士道を通せるんだ。上司達に言っておくか?いや……すぐに君の元へ行くだろう」
そして、万斉はその言葉を聞いてから、山崎に刀を振り落とした
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レモンモン(プロフ) - コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて嬉しいです!アプリ終了のお知らせは本当に悲しかったですが、単行本リッチ買いに挑戦してみます!亀どころかナマケモノ更新になってしまいましたが良い物を作れるよう頑張ります! (2020年5月15日 22時) (レス) id: a8518368cd (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - この作品ちょっと前から見てるんですが、すごい面白いです!銀魂のアプリ終わっちゃうの悲しいですよね…(泣)私も単行本買おうかなと思ってます笑 これからも投稿頑張ってください! (2020年5月14日 22時) (レス) id: 4df7e315c0 (このIDを非表示/違反報告)
レモンモン(プロフ) - もちもちこさん» コメントありがとうございます! 読んでくださり嬉しいです。亀更新ですが良い物を作れるよう頑張ります^^* (2020年3月25日 16時) (レス) id: a8518368cd (このIDを非表示/違反報告)
もちもちこ - おもしろいですぅ〜!!私銀魂好きで、いろいろ探して読んだ中で、これが1番キュンキュンするし楽しいです!(私は沖田さんが大好きです!)更新楽しみにしています!!!! (2020年3月25日 14時) (レス) id: 5a2e412c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊丸 | 作成日時:2020年2月26日 13時