隊長。なぜ私はあなたの彼女になったのでしょうか Part2

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A視点









鉄子 ｢伝説では普段不登校でアニメばっか見てるくせに修学旅行だけ行きたいとか言い出したらしい。それで母親がキレて……。 その時に使われていたのが村麻紗なんだ｣



新八 ｢どんだけ具体的な伝説？！つか最近だよね？ソレ、最近のニュースでやってそうだよね？！っていうかなんでそんな妖刀２本ともあるわけ？！何？母親二刀流なの？！｣



A『うっわマジで？そんな呪いツイちゃってんの？え、まって』

と、携帯を取り出して総悟に電話をかける









沖田 《はいもしもし。こちら119番です。火事ですか？救急ですか？》



A『どちらかと言うと救急ですね』



新八 ｢いやこんな時にどんな電話してんだよ！｣



沖田 《要件は》



A『たしか部屋の戸棚の2番目のとこに三色団子入ってたんだけどさ、あれ救出して持ってきてくんない？』



沖田 《あれ救出して今俺の腹の中にいやすぜ》



A『は？買ってこいや。大事な大事な彼女様が妖刀に取り憑かれてもう戻ってこないかも知んねぇんだぞ』



沖田 《そしたら取り憑かれた方のAを俺好みにしつけまさァ》



A『話にならん。嫌いだお前』



沖田 《い、いやごめん嘘(((ﾌﾞﾁｯ》









なんか腹たったので思いっきり電話切ってやった





さて、肝心の鉄子の話を聞こうじゃないか




鉄子 ｢村麻紗を1度腰に帯びた者は引きこもりの息子の怨念に取り憑かれ、アニメ及び2次元メディアに対する興味が増幅されそれと反比例し働く意欲、戦う意志は薄弱になっていく。 即ち……ヘタレオタクになる｣




あーもう。取り憑かれるなら団子に取りつかれたかったよ


いやね？さすがに美少女とか美少年に取り憑かれたいとは思わないけどさ、せめて取り憑かれるなら好きなものがいいじゃん？



鉄子 ｢だが、贋作も多い刀だ。たとえ本物だとしてもコイツがその伝説の代物だという可能性はさらに低いだろう。そもそも、妖刀の話自体が眉ツバものだしな。…………だが、これが正真正銘本物の妖刀村麻紗なら…… もはや、その男の本来の魂は残っていないかもしれない。そして、Aさんもこれから本来の魂が戻って来なくなるかもしれん｣





ー本来の魂が戻って来ることが無いかもしれないー





それを聞いた瞬間頭が真っ白になる






すると……後ろからいつものタバコの臭いがしてくる……




後ろをむくと







そこには…………………………

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