ラスボスはお前ではない ページ38
夢主視点
空海 「……まぁいい、お前はもう真選組にはいられない。なんたって…… お前の入隊した理由をもう副長様と愛する1番隊隊長様にバレちまったんだからなぁ!」
そういって兄貴は岩陰を指さす。そこにはコチラを見ている副長と総悟。
嘘……でしょ……
空海 「ッハハッ!! これでお前も終わりだよ……真選組も……みーんな」
兄貴はポケットから薬を出す。
そう、昔からずっと飲まされていた。
兄貴の言うことしか聞けなくなる薬。
1歩……1歩と近づいてくる。
土方さんと総悟は刀を構えてこちらに走ってくる。
A『勘違いしないで欲しい……』
私は薔薇を出して、兄の前に壁を作る。
A『お前はこの話のラスボスではない!!!』
私の一言で土方さんと総悟がコケる。
空海 「え?違うの?!」
空海は違うの?!と焦っている
A『違うに決まってるだろ!一応銀魂の原作の長篇を何個もやる予定なんだ。ここでラスボス感は出さないでくれ。』
空海 「えぇ……お兄ちゃんラスボスだと思って高いとこに洋服作ってもらったり良い鍛冶屋さんに死神カマ作ってもらってたり、美容師さんに髪の毛整えてもらってたのにさぁ。LINEしてよ〜そう言うなら。」
A『あぁ……ごっ、ごめんね?お兄ちゃん……そんな……泣きそうな顔しないで?』
土方 「お前らなんなんだよォォ!!!こっちはお前が操られそうだから必死こいて守りに来たのに!!」
あ、やべ、読者の皆様にバッチリ話の裏側見せちまったよ。
A『コホンコホン…… 気を取り直そう。 クソ兄貴……私はお前の言いなりになんてなりたくない……その薬も飲まない!絶対に!!!!!!』
空海 「コホンコホン…… 気を取り直すか。 お前は道具として生きるのがただしい生き方なんだよ。さっさと飲め!!」
そういって、兄貴は私に一気に近づき、口の中に薬を入れた。
視界がぐるぐると回っている。私はその場にしゃがんだ。
総悟 「A!!!!」
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すみませんね、ちょっとギャグ入れたかったw
次の話からはちゃんとシリアスにしマース
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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時