隊長。なぜ私はあなたの彼女になったのでしょうか (ページ37)

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兄妹喧嘩の始まりページ37

夢主視点

最悪だ、真選組に大っ嫌いな兄、空海が入隊してきた。

アイツの願望は宇宙を自分のものにすること
おそらく私を道具にして地球を潰す。そのため、邪魔な真選組を最初に潰すに決まっている。

何としても真選組を守らないと。そして…… 何があっても

私が真選組に入った理由を知られたくない

A『空海くん。話があるんだ。ちょっと一緒に海岸まで行こう』

空海入隊の次の日、目覚めた私は真っ先に空海を呼び出した。

空海｢A副隊長！分かりました！一緒に2人でお話だなんて…… とても楽しみです｣

そういって空海を連れ海岸に向かった。

土方｢総悟。ついて行くぞ｣

総悟｢へい……｣

総悟と土方さんが着いてきていることも知らずに。

in 海岸

A『ねぇ、何しに来たの？クソ兄貴。』

クソ兄貴。初めて呼んだ。そうやって。いままではずっと、お兄様って呼んでた。

いや、呼ばされていた。

空海｢おいおいひでぇな。お兄様。じゃねぇのかよ、前まではあんなに俺に慕ってたのに｣

A『前までの馬鹿みたいなお兄ちゃん思いの妹なんてそんなもんいないよ。』

すると、兄貴は目を紅く光らせて、凄いスピードでこちらに来て私の首を絞める

空海｢……お前。話がちげェじゃねぇか｣

声のトーンが大幅に下がった。

私はブルブルと震える。

怖い。けど。負けてられない。

空海｢お前の目的は……真選組を潰すことだろう？だから俺は屋敷から出ることを許可した。真選組を潰して、俺の役に立つ。それがお前への命令だった。なのにお前は……俺の命令逆らって友情だの仲間だの家族だの、お前に必要の無いものを作って、挙句の果てには愛人まで作りやがって。お兄様の命令はどうしたよォ！！｣

ﾄﾞｶｯ!!!

思いっきり顔を殴ってきた。

すごく痛い。

A『……私は。もうお前の言いなりになんてならない。絶対に！！！！！』

土方｢そろそろやべぇな……｣

総悟｢……あいつ……許せねぇ｣

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設定

月影空海 (つきかげくうかい)

23歳

身長 185cm

体重 64㌔

種族死神族

Aの兄。

故郷の星では、【魔王】とも呼ばれていた権力者の父を持つ

Aを自分の道具として見ている

気に入らないと直ぐに暴力を振るう

くっそイケメン。